スタート ページ41
代表で及川さんが渡さんとジャンケンをして負けたため、相手サーブからのスタートとなった。渡さんはリベロのはずなのにサーブを打つんだと少し感心する
「ジャンケンくらい勝てよー」
「後輩の前だろー」
なんてコートの外から及川さんに向けて野次が飛んでいる
「だってこれ運じゃん!?」
本当に3年生同士仲いいなとつくづく思う。けれどそんなに感心している余裕はない。
サーブカットは基本僕一人でやるからだ。どういうことかというと、コートを前と後ろで分けてネット際を及川さん、後ろを僕が拾うからだ
アタックラインより前は基本お願いするがそれより後ろのいわば強いボールは僕が拾わなくては行けない。そして今から打つのはリベロの人だからどんなサーブを打たれるのか僕には分からない
ピーっと笛が鳴り渡さんがサーブを打つ、そこまで強打ではないが後ろの方までボールが来た
僕はそれを及川さんがいるセッターの位置へあげる。それとほぼ同時にレフトへ移動して助走準備に入る
及川さんの様子を見ながら助走を初めて飛びボールを打つ
渡さんに打てば確実に拾われるかもしれない。かと言って国見に打っても強い攻撃が来る可能性が高い
僕は渡さんよりの二人の間へ打った。拾われたとしても渡さんに拾ってもらった方が守備が楽になると思ったから
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Karen(プロフ) - 琥珀さん» ただいま下書き制作中の段階なので公開までもう少しお待ちください、出来次第全体公開に変更する予定です!読んでくれてありがとうございます、早く続きを公開できるように頑張りますね! (2022年3月21日 2時) (レス) id: fa5d44cc5a (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - こんにちは。今日はじめて作品を読ませてもらいました!とっても面白く続きを読みたいのですがパスワードを教えて貰えないでしょうか?これからも応援させていただきます! (2022年3月21日 1時) (レス) @page29 id: 3ae0d96e4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:歌恋 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/novel/suikahqd/
作成日時:2020年5月15日 14時