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体育館 ページ33

ドアのところに寄りかかるように僕は立ちながら外をただ見つめる

こちらを見ながら話す女子生徒たちに僕は「見るな」と言いたくなった

なぜこんなに女子は人のことを見てくるのだろうか。自分だったら、キモイとか暴言を吐くくせに。

外は、いつの間にか雨が降り出していた。まだ、強くなる前だから良い方なのだろうか。ポツポツとまではいかないがそこまで強い雨ではなかった

カバンから折り畳み傘を出し、僕はバスを降りる

青城の体育館に着くと、及川さんがわざわざで迎えに立っていた

「あー!Aくんきた!」

そんなに大声を出して何をしたいのか。

「…こんにちは」

挨拶を交わして、体育館の中へ案内してもらう。

「…監督とかってどこです?」

体育館の中について周りを見るも監督や顧問のような人物はどこにもいない。部員数名しかいないのだ。

「あー、ちょっとまってて!」

そう言うと僕を置いてどこかへ走っていった及川さん。さすがに客を置いていくなんてことあるか

「Aがほんとに来るなんて驚いた」

こちらに気がついてやってきた岩泉さんに僕は頭を下げる

「これが噂のAくん?」

「めっちゃ美青年じゃんか」

誰か知らない男2人が僕をじーっと見てくる。見られるのは慣れている方だが、やはり見られていていい気はしない

「…どうも」

僕が行った後に「よろしくね」、「よろしくー」なんて言葉を返されまた頭を下げる。多分、岩泉さんと同じ3年生だろう

。→←バス



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Karen(プロフ) - 琥珀さん» ただいま下書き制作中の段階なので公開までもう少しお待ちください、出来次第全体公開に変更する予定です!読んでくれてありがとうございます、早く続きを公開できるように頑張りますね! (2022年3月21日 2時) (レス) id: fa5d44cc5a (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - こんにちは。今日はじめて作品を読ませてもらいました!とっても面白く続きを読みたいのですがパスワードを教えて貰えないでしょうか?これからも応援させていただきます! (2022年3月21日 1時) (レス) @page29 id: 3ae0d96e4e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:歌恋 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/novel/suikahqd/  
作成日時:2020年5月15日 14時

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