バス ページ32
いつの間にか終わっていた授業。
各自部活やら下校やら好きなように行動している放課後
(良くも飽きずに話し続けるな)
一日中話していたのにどこからそんなにネタが出てくるのだろうか。話し足りないと言ったように放課後も教室でおしゃべりを続けている女子
僕は、練習に遅れないように学校から出る。
今日が青城の練習参加日だ
バス停まで少し歩き、バスが来るまでスマホをいじって待つ
同じバスに乗る女子や男子が、何人かいて列を作り始めている
列が作られ始めてから三分ほどした頃にバスは到着した。予定の時刻より5分遅い到着だった。
バスに揺られながら僕は青城に着くのをひたすら待つ。
「…どうぞ」
途中のバス停で乗ってきた一人のお年寄り。優先席に座っているのは同じ烏野高校の女子生徒の集団だ
お年寄りが乗車したことに気づいていないのか、それとも無視しているのか。誰も立ち上がろうとはしなかった。
そんな彼女らにイラつきを覚えながら僕は席をたちお年寄りに譲った
「あ、Aくん。座って？」
なぜ今更、しかも僕に譲ろうとするのだろうか。僕は御年寄でもなんでもないのに。
だいたい見た事も無い顔の人なのになぜ僕の名前を知っているのか僕には気持ち悪く思えた。
「…大丈夫です」
リボンの色から3年生であることはすぐにわかった。3年生ならば1年生の僕のお手本になるべくさっさと席をあのお年寄りに譲るべきだったのでは無いか。
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Karen(プロフ) - 琥珀さん» ただいま下書き制作中の段階なので公開までもう少しお待ちください、出来次第全体公開に変更する予定です！読んでくれてありがとうございます、早く続きを公開できるように頑張りますね！ (2022年3月21日 2時) (
レス) id: fa5d44cc5a (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - こんにちは。今日はじめて作品を読ませてもらいました！とっても面白く続きを読みたいのですがパスワードを教えて貰えないでしょうか？これからも応援させていただきます！ (2022年3月21日 1時) (レス) @page29 id: 3ae0d96e4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：歌恋 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/novel/suikahqd/
作成日時：2020年5月15日 14時
