敵地視察 ページ4
「行くよな？A」
これ以上は何も言われていない。もちろん顔も笑顔だった
けれど、断れないそんな圧を感じる。
「あ、いえ。お断りさせて貰おうかと」
けれどここで負けるものかとはっきりと行かないといった
「なんでだよ！持ったいねーな！！」
「…呼ばれなかったからって恨まないでよ」
これは、日向にだけ向けた言葉ではない。恨めしそうにこちらを見ている影山をちらりと見る
「行ってくればいいのに、いい経験になると思うぞ？」
僕の肩に手を置いて行くように促すスガさんに僕は軽いほほ笑みを浮かべて見せる
「面倒ごとは嫌いなので」
「A」
先程の倍以上の圧をかけながら僕の名前を呼ぶ大地さん
「これは部長命令だ、よく聞け」
なぜか周りの関係ない部員、主に単細胞の影山、日向、田中さんとノヤっさんがゴクリと生唾を飲んだ
一方当の僕ははぁとため息をこぼした
「行ってきて敵地視察をしてこい」
敵地視察って戦争って訳でもないし、そんな事しなくても別に大丈夫でしょなんて思った
「…はい」
けれど、これ以上断って話が長くなる方が僕的には嫌だった
早く帰りたい。その思いから仕方ないと渋々了承した
僕の了承の返事に満足そうに頷く大地さんと先生
これで部活は終わりのため、各自荷物を持って部室に移る
明日も朝練があるため、ネットは片付ける必要が無いからそそくさと僕は部室へ足を運んだ
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Karen(プロフ) - 琥珀さん» ただいま下書き制作中の段階なので公開までもう少しお待ちください、出来次第全体公開に変更する予定です！読んでくれてありがとうございます、早く続きを公開できるように頑張りますね！ (2022年3月21日 2時) (
レス) id: fa5d44cc5a (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - こんにちは。今日はじめて作品を読ませてもらいました！とっても面白く続きを読みたいのですがパスワードを教えて貰えないでしょうか？これからも応援させていただきます！ (2022年3月21日 1時) (レス) @page29 id: 3ae0d96e4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：歌恋 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/novel/suikahqd/
作成日時：2020年5月15日 14時
