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「やばい、起こして貰えちゃった！」
すぐ隣に僕がいるのにこちらをチラチラみながら言う隣の席の女子に、周りに集まってきた女子もキャーキャー騒いでいる
もう二度と起こさないとこの時僕は心に誓った。起こしただけで騒がれるなんてたまったものでは無い
「Aくん、」
顔を赤くしながら僕の名前を呼ぶ隣の席の女子に僕は少し不快感を覚える
「…なに？」
きっと僕はいつものように眉を寄せているだろう。わかっているが、直すつもりなんてない
「さっきは起こしてくれて、ありがと」
「…べつに」
さっきだってお礼を言われたし、これは多分僕と話す口実としてお礼を告げているんだと直ぐにわかった
「やば言えたよ！」
「凄いじゃん！会話出来てた！」
そんな声が隣から聞こえてきたが、僕からしたらそっちが一方的に話してきてるだけだ。一切会話なんて成立していない
携帯を開き、及川さんからのLINEに返信する
1から2週間に一回程度の頻度で及川さんからのLINEが届く
未読スルーしているのだからそろそろ察して送るのをやめて欲しい
「あ！山崎」
近くにいた男子が僕に携帯を見せながら「連絡先交換しようぜ」なんて言ってくるが、僕的には特に交換するメリットがない
「…なんで」
「クラスのグループ入ってないの山崎だけだし！招待するから教えろよ」
僕的にはクラスのグループに入る必要性は特にない。そこから勝手にいろいろな人に追加されるのも正直迷惑でしかない
「…遠慮しとく」
「そっか、気が変わったら言えよ！」
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Karen(プロフ) - 琥珀さん» ただいま下書き制作中の段階なので公開までもう少しお待ちください、出来次第全体公開に変更する予定です！読んでくれてありがとうございます、早く続きを公開できるように頑張りますね！ (2022年3月21日 2時) (
レス) id: fa5d44cc5a (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - こんにちは。今日はじめて作品を読ませてもらいました！とっても面白く続きを読みたいのですがパスワードを教えて貰えないでしょうか？これからも応援させていただきます！ (2022年3月21日 1時) (レス) @page29 id: 3ae0d96e4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：歌恋 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/novel/suikahqd/
作成日時：2020年5月15日 14時
