唐揚げ弁当 ページ16
レンジで温め終わった唐揚げ弁当を口に運ぶ
「夜ご飯食べたのにまた食べるんだな」
「…まあ、せっかくなので」
周りの人からは見かけによらず大食らいなんだね、なんてよく言われるが僕は別に大食らいだとは思っていない
ただ、周りの人が食べてないだけでしょ、なんて思っていたりする。
唐揚げ弁当を食べながら僕はスマホを弄っていた
そんなことをしていたから、いつもよりも食べ終わりが遅くなり弁当ひとつに20分くらいかかってしまった
食べ終わった弁当の容器をゴミ箱へ運ぶ
「…食べないんですか？」
僕が食べている間もずっとパソコンを弄っていて、ご飯を食べる素振りを見せなかったのが気になり念の為聞いてみる。
僕ばかり先に食べてしまっていたのかもしれない。そんなことを思いながら聞くと軽く笑われた
「今日は外で食べてきたんだ。気にする事はない」
それならそうと先に言って欲しいものだ
少しでも気にかけた自分がバカバカしく思えた
「そうですか」
そのあともずっと居座ることに、寝るに寝れない僕
まあ、日付もまだわ回っていないし、寝るのにはまだ早い時間だからいいけれど。
特にすることも無くスマホをダラダラいじる僕を他所に、パソコンとひたすら向かい合っている
日付をあと少しでまわるといった頃ようやくパソコンを閉じて顔を上げた
「そろそろ帰る」
そういい荷物をまとめ出した
パソコンをするならわざわざ来なくてもいいのにと思ってしまう僕はこの人に特に思い入れがないからなのだろうか。帰ると言われても特に寂しさも何も感じない
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Karen(プロフ) - 琥珀さん» ただいま下書き制作中の段階なので公開までもう少しお待ちください、出来次第全体公開に変更する予定です！読んでくれてありがとうございます、早く続きを公開できるように頑張りますね！ (2022年3月21日 2時) (
レス) id: fa5d44cc5a (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - こんにちは。今日はじめて作品を読ませてもらいました！とっても面白く続きを読みたいのですがパスワードを教えて貰えないでしょうか？これからも応援させていただきます！ (2022年3月21日 1時) (レス) @page29 id: 3ae0d96e4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：歌恋 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/novel/suikahqd/
作成日時：2020年5月15日 14時
