きっと ページ1
この世には天才が存在する。凡人は天才には適わない
幼い頃は誰しも自分には才能があると思ったことがあると思う。
もちろん僕にだってあった
けれど、小学校高学年の時に僕は自分が凡人もしくはそれ以下なのだと、才能がないのだと思い知った
周りには自分よりもはるかにバレーボールが上手く、凄い奴らがゴロゴロ居た
《ただの天才じゃない、努力してるんだ》
才能があるのに、努力を怠らないチームメイト
それを見て、なんだかバカバカしく思えてしまった。
才能にあぐらをかき努力しないならまだしも、努力し続ける彼奴らに適うわけが無いじゃんか
それでもバレーを辞めなかった。
ただ辞める勇気が僕には無かったから
けれど、自分自身には【バレーが好きだから辞めたくない】なんて言い聞かせていた
好きでいなきゃいけない。好きと言わなければいけない。周りに合わせてどんどん自分の色が消えていくのが幼いながらにわかった
けれど、周りと同じでいようとした。
決してバレーが嫌いなわけでも興味が無い訳でもない、と。むしろ好きだからやっているのだと自分自身に言い聞かせ続けた
辞めることが出来ない言い訳に【好きだから】という言葉を使用して
今思えば本物のバレーバカに失礼な行為をしていたなと思う
だからといって、高校に入った今でもバレーを辞めることなんてできていない。
決して、努力なんてしない。ただ居るだけの部員だけど。
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Karen(プロフ) - 琥珀さん» ただいま下書き制作中の段階なので公開までもう少しお待ちください、出来次第全体公開に変更する予定です!読んでくれてありがとうございます、早く続きを公開できるように頑張りますね! (2022年3月21日 2時) (レス) id: fa5d44cc5a (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - こんにちは。今日はじめて作品を読ませてもらいました!とっても面白く続きを読みたいのですがパスワードを教えて貰えないでしょうか?これからも応援させていただきます! (2022年3月21日 1時) (レス) @page29 id: 3ae0d96e4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:歌恋 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/novel/suikahqd/
作成日時:2020年5月15日 14時