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「ほんとごめんなさい毎日お忙しいのに、

大事な時期に危ない目に合わせてしまって....?」


息を呑む音が聞こえた次の瞬間、

私の言葉を遮るかのようにリリーさんに抱き締められた。

またしても予想外の出来事に頭が追いつかない。


「あ、あの?えっと、リリーさん?」

『良かった....』


リリーさんの鼓動が少し速くなっているのが分かった。

顔に熱が集まって息が苦しくなる。


『怪我してない?大丈夫?』

「あ、はい....大丈夫です....」

『Aちゃんが落ちそうになっとるの見て、心臓止まるかと思った。』

「すみません....助けてくださってありがとうございます。

あの、リリーさん。そろそろ、」

『もうこんな危ないことせんといて。』

「はい....えっと、」

『Aちゃん女の子なんやから。』


そう言って私の持っていた機材をひょいと取り上げた。

リリーさんはいつも、私の本当に欲しかった言葉をくれる。


「リリーさん悪いです!このくらい私持てますって!」

『こんな重い物男に任せとったらええ。』


『相変わらず1人で無理しとるから目が離せんわ。』


咎めるような口調からは心配の色が浮かんでいて、

それだけで勘違いしてしまいそうになる。

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あんこ(プロフ) - 見取り図が好きなのでどちらもドキドキしました!🫶🏻特にリリーさんの話でコンプレックスが出ちゃうシーンとかすごいよかったです!夜中さんのペースでいいですので更新楽しみにしてます✨ (2月15日 12時) (レス) id: 262806c1af (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夜中 | 作成日時:2021年6月21日 9時

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