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母「A、琉弥くんのお見送りは…？」
心配そうに私の部屋に入ってきたお母さん
この2日間ずっと部屋に引きこもっている私
「…行かない」
母「そっか、お母さんは行ってくるからね」
琉弥のお母さんが迎えに来てくれるの
そういって部屋を出ていった
あれから少し経って、家の前に車が停まった音がして
少し部屋の窓から覗いてみると
玄関から出ていくお母さんが居た
だけど1番に目に入ったのは
「……琉弥、！」
琉弥だった
お母さんと琉弥が話している途中
いきなり琉弥がこちらを見上げた
その瞬間、琉弥と目が合って
こちらを見る琉弥の目は何故か寂しそうで悲しそうだった
だけど私は何も考えず隠れてしまった
車のエンジン音がして
あぁ、もうホントにさよならなんだって
いきなり侘しさが込み上げてきた
泣いちゃダメって思って目を閉じたけど
とっくに流れていた涙には気づいてなかった
やっぱり私
「寂しいよ…」
琉弥「会いに来てよ、Aが」
なんでいるの
もう、行っちゃったんじゃないの？
琉弥「…泣いてたの？」
「泣いてないよ、」
琉弥「俺、絶対有名になってくるからさ」
長くなるかもしれないけど、待っててよ
そういった琉弥は私の部屋を出ていこうとした
ドアに手を掛ける前に
「辛くなったらさ、いつでも帰ってきて」
そう一言だけ声をかけると
琉弥はニコッと笑って
琉弥「行ってくる！」
そういった
『 行ってきます 』には必ず
『 おかえり 』がある
だから、信じるよ
「…頑張ってね」
私1人になった部屋でそう呟いた
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亜。(プロフ) - 糸繰 紅さん» うわぁ！ありがとうございます！今気づきました、！ (2023年2月21日 19時) (
レス) id: 50e7a86fdc (このIDを非表示/違反報告)
糸繰 紅(プロフ) - あの、オ/ リ/ フ/ ラ 立ってますよ.ᐟ.ᐟ違反報告の対象、低評価の原因なのでお早めの対処を〜 (2023年2月21日 18時) (レス) id: 2287d5e260 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：亜。 | 作成日時：2023年1月28日 23時
