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「 ゆうとくん 」に散々痛め付けられた次の日、俺は仕事を休んだ
休んだ…というより、動けなかったと言う方が正解かもしれない。
「 もう、夜なのに…裕翔は、、？ 」
いくら待っても帰ってくる気配のない彼を心配に思い電話をかける
しかし 電源が切れているとアナウンスが流れるだけだった。
自然と涙が溢れていく、
「 う…っ、ぁ、ゆうと、っ…きて、 」
「 おねがい、おれ、ゆうと居なきゃなんもできない、 」
「 きらわれたかな、…？ 」
「 きのう、苦しい って言ったから、帰ってこないの…？
…だから、おれのこと捨てたのかもしれない、 」
「 ゆうと、くん…… 」
" おれを殴ってください、 "
" はやく、叩いてくれないと…おれ、 "
" しんじゃう… "
気づけばキッチンから鋭利なものを物色し それを腹に添えていて。
部屋中に
生暖かいのに生気を失った「 それ 」が、飛び散った。
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作者名：くろてゃ。 | 作成日時：2022年3月20日 4時
