猫が42匹 ページ49
Noside
※なんかNoside多くてすみません( ;´・ω・`)
──────────
芥「貴様一人なのだ人虎。そこに転がるお仲間はいわば、貴様の巻き添え」
敦「...僕の...業」
芥「異能力、羅生門」
芥川の背後から羅生門が出現する。外套から伸びるその先端には、獣の頭部にも見える顔があった。
──────────
敦「!ここ...は...」
探偵社のベッドで眠っていた敦が目を覚ます。
傍らの椅子には国木田と太宰が腰をかけている。
国木田は眼鏡を頭に跳ね上げ、裸眼で手帳を見ている。
その隣で太宰は敦の眠っていたベッドの隣にあるもうひとつのベッドの方を見つめていた。
※敦とその隣のベッドの間には仕切りがあります。
国「気がついたか、小僧」
太「お目覚めかい、敦君」
敦「国木田...さん?それに太宰さん...?」
国「まったく、この忙しい時に...貴様という奴は」
太「まあまあ、国木田君」
敦は上半身を起こす。
敦「僕は...」
芥川の羅生門によって右足を切り落とされたことを思い出す。
敦「僕はマフィアに襲われて...」
少しずつ記憶を思い出す。
樋口と戦い、異能力を使いすぎて倒れたA。
激昴し、異能力「細雪」で樋口を倒しかけるも、芥川の一撃に倒れる谷崎。
敦「そうだ...国木田さん!太宰さん!
谷崎さんとAは!!」
国「安心しろ、二人は無事だ」
敦「本当...ですか」
国「ああ。谷崎は、今隣で与謝野先生が治療している」
太「Aは、君の隣にあるベッドの方で眠っているよ」
そう云ってそちらに視線を移す太宰。
太「Aは、谷崎君をこの探偵社まで運んだ後に急に倒れてしまってね。それでまあ、与謝野先生に診て貰って異常がなくて良かったもののそれから眠ったままなのだよ」
それから太宰はAのベッドの方へ近づき、国木田の方に視線を移し
太「ねぇ、国木田君」
国「なんだ?」
太「眠り姫は王子のキスで目覚めるだろう?」
国「それがどうした?」
太「私がキスしたら目覚めてくれるかな?」
と国木田の方からAの方へ視線を戻しAの髪をすくって髪へとそっとキスを落とす。
敦「!?ちょっと何してるんですか、太宰さん!」
国「太宰、Aに何かやらかしたら社長から...いや、他の奴らからも恨みを買うからやめろ...いや、やめておけ。」
太「...ちぇ」
国木田によるとその後、太宰は少し不貞腐れていたとかどうとか。
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りだ兄(プロフ) - しあさん» まじか...母さん、お疲れ様。僕も多分そろそろまみーにやられるぜ (2019年10月12日 20時) (レス) id: b7a49e66ce (このIDを非表示/違反報告)
しあ(プロフ) - りだ兄さん» 頑張れ兄さん!うちはもう明日からスマホが.....(詳しくはうちの小説に書いてあるけど) (2019年10月12日 16時) (レス) id: 6cec9b6887 (このIDを非表示/違反報告)
りだ兄(プロフ) - なかなか更新出来なくてすいません。受験勉強あってスマホ使える時間が全然ないんです。←言い訳にしかなってない。更新遅くなりますけど見て貰えたら嬉しいです。僕、頑張ります!この夢小説のためにも!読者の皆様のためにも! (2019年10月12日 16時) (レス) id: b7a49e66ce (このIDを非表示/違反報告)
りだ兄(プロフ) - しあさん» うい (2019年9月25日 0時) (レス) id: b7a49e66ce (このIDを非表示/違反報告)
しあ(プロフ) - りだ兄さん» あっ...お疲れ (2019年9月24日 21時) (レス) id: 6cec9b6887 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りだ兄 | 作成日時:2019年8月30日 0時