猫が21匹 ページ23
Noside
太｢良いぞ敦君、演技を超えた素晴らしい駄目人間ぶりだ｣
『(いや、それって...)』
敦｢だからそんな判断なんて捨てて一緒に仕事探そう!!ね!?｣
すでに新聞配達の設定を忘れて...る？...
爆｢い...いやぁ、ぼ、僕は別に仕事を探しているわけでは...｣
その瞬間、Aが出てきて
『汚れつちつまつた悲しみに』と呟く。
太｢!｣
すると、
爆弾魔は床に重力で叩き付けられる。
『ごめんね、お兄さん？ちょっとだけ眠っててな？』
爆｢ぐはッ｣
太宰side
敦君の名演技で犯人は隙を見せてくれた。
私が国木田君に指示を出そうとする前にAが物陰から出てきて
『汚れつちつまつた悲しみに』と小さな声で呟いていた。
｢！｣
声は小さかったが私には聞こえた。
その言葉は私の元相棒の異能力でもあるが、何でAが使えるんだ？
Aがその言葉を発してから犯人は重力で床に叩き付けられる。
爆｢ぐはッ｣
Aが何かを犯人に言ってから犯人はそのまま気絶した。
『治、早く国木田君に指示を』
とAに言われた。
まぁ、後で詳しく話してもらおうじゃないか。
はぁ、あんな蛞蝓の事なんて思い出したくもなかったのに...。
｢今だ、国木田君！｣
国｢判っている！｣
国木田君はすでに手帳に何かを書き込みつつそのページを破り、
国｢異能力、『独歩吟客』｣
国木田君の手にしたメモには『鉄線銃』と記されている。
国｢鉄線銃｣
国木田君の手の中でメモ帳のページがなんと鋼鉄の鉄線銃に変化する。
敦｢！｣
爆｢しまっ...!!｣
｢確保だ国木田君！｣
国｢だから判っとるわ！｣
爆｢ぐはっ！｣
｢一丁上がりー。はいはい皆さんお疲れ様ー｣
国｢...はぁ...何が『一丁上がりー』だ｣
｢お？｣
国｢『今だー』とか『確保ー』とか口で言ってるだけで、全然働いてないではないか！｣
｢それはしょうがないよ。
だって国木田君はジャンケンで負けたんだから｣
国｢貴様...！｣
｢まぁまぁ、事件は解決したのだから細かいことは良いじゃないか。
あまり神経質になりすぎるとシワが増えて老化が急速に進むそうだよ？｣
国｢なっ...それは本当か？｣
｢ほら、メモメモ｣
手帳を手にする国木田君。
国｢神経質すぎると、老化が急速に...｣
｢嘘だけど｣
国｢！｣
ﾊﾞｷｯ
メモをとる国木田君のペンが真っ二つに折れる。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 80人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りだ兄(プロフ) - しあさん» まじか...母さん、お疲れ様。僕も多分そろそろまみーにやられるぜ (2019年10月12日 20時) (
レス) id: b7a49e66ce (このIDを非表示/違反報告)
しあ(プロフ) - りだ兄さん» 頑張れ兄さん！うちはもう明日からスマホが.....（詳しくはうちの小説に書いてあるけど） (2019年10月12日 16時) (レス) id: 6cec9b6887 (このIDを非表示/違反報告)
りだ兄(プロフ) - なかなか更新出来なくてすいません。受験勉強あってスマホ使える時間が全然ないんです。←言い訳にしかなってない。更新遅くなりますけど見て貰えたら嬉しいです。僕、頑張ります！この夢小説のためにも！読者の皆様のためにも！ (2019年10月12日 16時) (レス) id: b7a49e66ce (このIDを非表示/違反報告)
りだ兄(プロフ) - しあさん» うい (2019年9月25日 0時) (レス) id: b7a49e66ce (このIDを非表示/違反報告)
しあ(プロフ) - りだ兄さん» あっ...お疲れ (2019年9月24日 21時) (レス) id: 6cec9b6887 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：りだ兄 | 作成日時：2019年8月30日 0時
