猫が17匹 ページ19
敦side
太宰さんが斡旋してくれるらしい。嬉しい!いい人で良かった。
太「これから向かうのは、その仕事を紹介してくれる保証人さんの所だよ。必ず君の事を気にいると思う。」
「その仕事って...」
太「着いてからのお楽しみ。
ま、ちょっとした試験はあるかも。」
「え、試験!?」
太「敦君、字書ける?」
「一応...読み書きは」
太「なら大丈夫だよ」
「ほー」
太「君なら大丈夫だ、私が保証する」
『僕も保証する〜』
太宰さんの腕の中でそう云ってくれるAちゃん。
なんか嬉しい。
「2人とも助かります」
太「あっはっはっ感謝したまえ!私に任せておけば万事、大丈夫!
何故なら私は太宰、社の信頼と民草の崇敬を、一心に浴する男なのだから!」
『治すごーい』
太「ふふっまあね」
国「こんな所におったか太宰!この、包帯無駄使い装置がー!!」
太「ぐ、ぐあああー!」
『ほーたいむだずかいそーち??』
太宰さんは今の言葉でちょっと傷付いたらしい。
太「...く..国木田君、今の呼び名やるじゃないか...
後、A...リピートしなくていいよ。可愛いけど」
国「誰が『社の信頼を一向に浴する男』だ!お前が浴びてるのは、文句と呪いと苦情の電話だ!」
『もんくとのろいと、くじょーのでんわ?』
「...苦情ねぇ」
太「ええー、私がいつ苦情なんて受けたのさ」
国「8月某日入電
『お宅の社員さんが海岸の漁業網に引っ掛かってるんだけど引き取ってくんない?』」
「......」
『ぎょぎょーあみ?』
国「9月某日入電
『うちの畑に変な人が埋まっとったんじゃが、そちらの同僚さんかのう?』」
太「ええー?」
国「同月入電
『うちの飲み代のツケ、ちゃんと払ってくださいね!半年分です!』」
太「そ、そんな莫迦な...国木田君がこんなに物真似が上手いなんてー!」
「...そこじゃなくない」
国「貴様ぁー!人を痔瘻(ジロウ)するのも大概にせんかー!」
「この人に仕事の斡旋をしてもらって本当に大丈夫なんだろうか...」
国「おお、そうだ。太宰の莫迦を相手にして一分も無駄にしてしまった。探偵社に急ぐぞ!」
太「なんで?」
国「緊急事態だ。爆弾魔が人質をとって探偵社に立て籠った。」
太「!」
「爆弾魔...!?」
『...コソッ)敦君、試験ファイトだね』
太「!?」
(...どういう事だい?これが試験なんで知っているんだ?)
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りだ兄(プロフ) - しあさん» まじか...母さん、お疲れ様。僕も多分そろそろまみーにやられるぜ (2019年10月12日 20時) (レス) id: b7a49e66ce (このIDを非表示/違反報告)
しあ(プロフ) - りだ兄さん» 頑張れ兄さん!うちはもう明日からスマホが.....(詳しくはうちの小説に書いてあるけど) (2019年10月12日 16時) (レス) id: 6cec9b6887 (このIDを非表示/違反報告)
りだ兄(プロフ) - なかなか更新出来なくてすいません。受験勉強あってスマホ使える時間が全然ないんです。←言い訳にしかなってない。更新遅くなりますけど見て貰えたら嬉しいです。僕、頑張ります!この夢小説のためにも!読者の皆様のためにも! (2019年10月12日 16時) (レス) id: b7a49e66ce (このIDを非表示/違反報告)
りだ兄(プロフ) - しあさん» うい (2019年9月25日 0時) (レス) id: b7a49e66ce (このIDを非表示/違反報告)
しあ(プロフ) - りだ兄さん» あっ...お疲れ (2019年9月24日 21時) (レス) id: 6cec9b6887 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りだ兄 | 作成日時:2019年8月30日 0時