猫が16匹 ページ18
太宰side
「ごめんよ、Aちゃん。今退くね」
はぁ、このままの体勢だったら絶対襲ってたよ、私。危なかった。
敦「すいません、2人とも。大丈夫でしたか?」
「私は何とか大丈夫だよ?Aちゃん、立てる?」
『ちょっとびっくりして腰抜けちゃった。』
これはチャンス!
「私が運んであげるよ、昨日抱っこしてあげたしさ」
『太宰さんありがとうございます』
...敬語はあまり気に食わないな。
「敬語じゃなくて良いよ、Aちゃん。それに太宰さんじゃなくて治って呼んで?乱歩さんや敦君だってそうだしさ」
『うん、分かったよ。...治?』
(やばい。乱歩さんに続いて太宰さんも呼び捨てOKでちゃった)
「ふふっ嬉しいねぇ。私もAちゃんの事、Aって呼ばせてもらうよ」
『全然いいよ〜』
(タメは楽だけどあんま慣れないねぇ)
「よいしょって軽すぎじゃない?昨日もそう思ったけど」←横抱き中
『いやいや、重たいよ。でもありがと治。』
「全然。Aだったらいつでもいいよ」
『ヤッタ\( ‘ω’)/ヤッタ』
敦「あの、それで他の同僚の方に助けを求めなったんですか?」
「電話したよ。死にそうなんだけどさって。そしたら皆、口を揃えて『おめでとうございます』だってさ。どう思う?」
敦side
まぁ、そうでしょうね...
「あはははは...」
太「まったく、異能力者って連中は皆、どこか心が歪だ...」
異能力者、か...
「...太宰さん」
太「?」
「武装探偵社の、所謂探偵の方達はやっぱり皆さん、異能力者...何ですよね?」
太「そう。警察でも歯が立たない敵を倒す、武装集団だ」
「...やっぱり僕は、探偵社には入れません」
太「君も立派な異能力者じゃないか」
「...確かに、虎に変身するのは異能力ですが...僕はその異能力を全く制御出来ません。
ただ無自覚に変身してしまうだけで自分の意思で虎になることは出来ないんです。」
『敦君、練習すれば出来るようになる。僕も練習して色々出来るようになったもん』
...そうなのかもしれないけど、迷惑はかけたくない。
太「...これからどうするつもりだい?」
「何とか自分に出来る仕事を探してみようと思います。そう簡単に見つかるとは思いませんが...」
太「...君が出来そうな仕事に心当たりがある。」
「えっ...」
太「よければ斡旋してあげるよ?」
「本当ですか!?宜しくお願いします!」
『僕、治の考えてる事分かったかも』
太「えっ嘘!?」
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りだ兄(プロフ) - しあさん» まじか...母さん、お疲れ様。僕も多分そろそろまみーにやられるぜ (2019年10月12日 20時) (レス) id: b7a49e66ce (このIDを非表示/違反報告)
しあ(プロフ) - りだ兄さん» 頑張れ兄さん!うちはもう明日からスマホが.....(詳しくはうちの小説に書いてあるけど) (2019年10月12日 16時) (レス) id: 6cec9b6887 (このIDを非表示/違反報告)
りだ兄(プロフ) - なかなか更新出来なくてすいません。受験勉強あってスマホ使える時間が全然ないんです。←言い訳にしかなってない。更新遅くなりますけど見て貰えたら嬉しいです。僕、頑張ります!この夢小説のためにも!読者の皆様のためにも! (2019年10月12日 16時) (レス) id: b7a49e66ce (このIDを非表示/違反報告)
りだ兄(プロフ) - しあさん» うい (2019年9月25日 0時) (レス) id: b7a49e66ce (このIDを非表示/違反報告)
しあ(プロフ) - りだ兄さん» あっ...お疲れ (2019年9月24日 21時) (レス) id: 6cec9b6887 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りだ兄 | 作成日時:2019年8月30日 0時