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番外編:バレンタインの話 その4 ページ27

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侑side


Aちゃんを探すため部室から飛び出した。


「(理由はどうあれ、なんで角名がAちゃんからお菓子もらっとんねん。俺ですらまだもらったことないのに)」


ん〜!!!!!


「いらいらするわ!!!」


思わず声に出してしまい、周りにいた生徒がびっくりした表情で俺のことをみる。


「なあ、いらってせん?彼氏であるはずの俺はまだ手作りお菓子とかもらったことあらへんのになんで角名にあげるん?意味わからんわ」


と、名前も学年も知らない生徒に愚痴を漏らす。


「そ、そうっすね…」


「なあ、君、Aちゃんみてへんか?」


「みてないっす…」


「あーもう!」


「(宮侑怖ッ)」


「ありがとさんな」


あぁ、体育館にまだおるやろか。


それとももう教室戻ってしまったやろか。


それ以前に、Aちゃんに会って、聞いて、角名のために作りました!なあんて言われたら立ち直れへん。


「しかもお菓子欲しい!なんてめちゃくちゃアピールしてるみたいでなんか恥ずかしいわ…」


Aちゃんを探す足を止めた。


「……戻ろ」


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番外編なのに思ってた以上に長くなってます。ごめんなさい…。

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ある、日常(プロフ) - 蜜希さん» 想像で書いてる自分も思わずにやっとしてしまいます。笑 (2020年6月17日 22時) (レス) id: c703f82a79 (このIDを非表示/違反報告)
蜜希 - あ、わいもあつむくんの胸に飛び込みたi...() (2020年6月15日 1時) (レス) id: a72f134362 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ある、日常 | 作成日時:2020年6月3日 0時

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