番外編:バレンタインの話 その3 ページ26
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侑side
朝練終わって今。
角名の意味ありげな微笑と対面している。
「…なんや!その顔!」
「いやあ、別に?」
「絶対なんかある顔してるやろが!」
角名は表情を変えずに鞄をごそごそし、教室に向かおうとする。
「あれ、角名それどしたん。なんかええもんもっと…は!綺麗にラッピングされとる、てことは誰かからもらったんか!!!」
と、銀島の声が部室に響く。
それにつられて、なんやなんやと部員が角名の方に行く。
「あ、これ?朝きたときAちゃんからもらった手作りお菓子」
は…?
はあ…!??????
「おい、角名どゆことや!なんでお前がAちゃんからお菓子もらっとるねん!しかも手作りてどういうことや!俺もらってへんぞ!」
「え、知らない。侑にあげてないってことはあげる予定なくて俺のために作ってきてくれたんじゃない?」
とさっきの表情で言ってくる。
「なわけあるか!!」
「え、なにその自信」
侑ドンマイ、と部員に肩を叩かれて慰められる。
「俺、聞いてくるわ」
「え」
「俺、Aちゃんのとこ行ってくるわ、先戻ってて!」
「(あー楽しい)」
なんて角名が思ってるなんて知らず。
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ある、日常(プロフ) - 蜜希さん» 想像で書いてる自分も思わずにやっとしてしまいます。笑 (2020年6月17日 22時) (レス) id: c703f82a79 (このIDを非表示/違反報告)
蜜希 - あ、わいもあつむくんの胸に飛び込みたi...() (2020年6月15日 1時) (レス) id: a72f134362 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ある、日常 | 作成日時:2020年6月3日 0時