Story7 ページ12
ガ｢カイト、我が弟よ
この世に生まれ落ち、引き離されてから
私はこの深い闇でずっと一人だった…
何もなかった！！
私からおまえを奪い闇に封じたのは他ならぬマーメイドプリンセス達なのだ！」
カ｢…マーメイドプリンセス」
ガ｢弟よ！今こそマーメイドプリンセス達の真珠を手にし、
共に光を取り戻すのだ！！」
ルチアside
フッ
『あれ？カイト？どこにいるの？』
急に消えちゃった…
『カイト…！』
？「ルチア……」
ハッ！
後ろを振り返ると鏡の中にカイトが映っていた
『カイト！』
？｢ルチア……
うっ！」
カイトが苦しそうに胸を押さえて震えている
『どうしたの、カイト！？苦しいの！？』
？｢ルチア…俺に、真珠を…！」
『！？』
？｢ルチア、ここは暗い、寒い、おまえの真珠が必要なんだ…！」
『これ？』
わたしは首からかけているペンダントを開けた
暖かいピンク真珠の光が輝いている
？｢そ、そう！それを、早く俺に…」
キラッ！
鏡に真珠の光が反射して
ほんの一瞬だけど
カイトではなく
ガイトが映った
そこで私は気づいた
ガイトがカイトを操って私から真珠を奪おうとしている…！
急いでペンダントの蓋を閉め、後ろにさがった
『貴方、本当にカイトなの？』
？｢早くその真珠を、よこせ！」
やっぱり！
『カイトじゃない、貴方はカイトなんかじゃない！！』
ガ｢真珠を渡せ！！」
鏡から
カイトではなく
ガイトが現れた
ガ｢フフフフフ…」
そして
私に向かって手を伸ばしてきた
恐怖で体が動かない
助けて
『助けて、カイト！！』
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
カ｢ルチアｱｱｱアアアア！！」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
すると、暗くて寒いこの場所に
眩しいほどの暖かい光が現れ、
私とガイトの間に差し込んだ
ガ｢おのれ…あいつめ！」
『この光、この暖かい光は…
カイト！』
ガイトが鏡の中に消え
カイトの暖かい光が消えた
『カイト…』
助かった
と思った
ガ｢ピンク真珠のマーメイドプリンセスよ」
『！？』
ガ｢これ以上私に抗えばおまえは永遠にここで一人だ
誰もいない
何も無い
何処へも行けない
だが、私以外おまえを助けてくれるものはいない
カイトも、おまえ以外のマーメイドプリンセス達も…」
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サクラ(プロフ) - カルマ大好きさん» 遅くなりました・・！すみません！見たいですね！たまたまTikTok見てたらぴちぴちピッチがおすすめに出てきて久しぶりに見たくなって調べたら、まさかの新連載！楽しみですね！ (2021年9月5日 23時) (
レス) id: ec98102b78 (このIDを非表示/違反報告)
カルマ大好き - ぴちぴちピッチが新連載始まりますね･:*+.(( °ω° ))/.:+ (2021年7月2日 23時) (レス) id: c564723689 (このIDを非表示/違反報告)
そよ風の鈴蘭 - とても面白いですね♪ 自分のペースで更新を頑張ってください! ぴちぴちピッチの小説を私も書いているので良かったら是非! (^_^)♪ (2021年3月28日 16時) (レス) id: a21ef6301e (このIDを非表示/違反報告)
サクラ(プロフ) - カルマ大好きさん» アイリちゃん、ですよ〜笑でも確かに、アリアちゃんの方が名前可愛い(今更) (2021年3月15日 10時) (レス) id: f922c10920 (このIDを非表示/違反報告)
カルマ大好き - ( ﾟ∀ﾟ):∵ｸﾞﾊｯ!!カエデちゃんアリアをめちゃんこ可愛くしてしまってくれ(願望) (2021年1月17日 14時) (レス) id: c564723689 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サクラ | 作成日時：2018年2月18日 17時
