闇を抱えた少女 (ページ9)

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8話ページ9

あの後沢山の曲を覚えた。今日は私が覚えるだけでレッスンは終わった。

あなた「お疲れ様です。」

流「Aちゃん、この後みんなで遊ぶんやけどAちゃんも一緒に行かへん？」

あなた「ごめん。今日は予定が入ってるねん。ごめんな。また誘って。」

流「そっか、わかった。」

あなた「ほんまにごめんな。急いでるから先帰るな。」

早く帰らんと。もう来てるんかな。お兄に連絡して来てるかどうか聞こ。

あなた『お兄、もう二人とも来てるん？』

照『もうすぐ着くって連絡きた。もう終わったん？』

あなた『うん。終わったから今帰ってるところ。』

照『了解。待ってるな。』

早く帰らな。体力作りも含めて走って帰ろっと。早く家につかんかな。後ろの方でなんかあったんかな？騒がしい気がするねんけど。でも今日は急いでるから気になるけど帰らな。あともう少しで家につくし。ラストスパート！

あなた「ふぅー。ついたー。」

ちょっと体力落ちたな。これからの為にまた走り込みしよかな。

ガチャ

あなた「ただいまー。」

照「早かったな。まだ淳太くんたち来てへんから先に着替えてきたら？」

あなた「そうする。来たら教えてな。」

照「はいはい。」

ちょっとオシャレしよかな。スカートってどこにあったっけー。

ピンポーン

あ、来た！

照「Aー！降りておいでー！」

あなた「はーい。」

さてと、降りやんと。

あなた「お兄、もう来たん？え、」

え、なんでみんながおるん？それにお兄のメンバーも全員おるし。なんでー。

淳「久しぶりA。ごめんな、こいつらいつの間にかついてきとったみたいでさ。」

崇「久しぶり、俺のこと覚えてる？」

あなた「久しぶり、覚えてるよ。淳兄と崇兄でしょ。忘れるわけないやん。」

崇「よかったー。忘れられとったら、どうしよって思っててん。」

あなた「全然会えてなかったもんな。」

淳「大きくなったな。あとこれからJrとして頑張りや。」

あなた「うん。ありがとう。頑張る。」

照「A、こいつらはAが呼んだんか？」

あなた「ううん。呼んでない。どうしてここにおるん？」

流「じょ、丈くんがね、驚かせようって言ってAちゃんの後をつけてきたの。ごめんなさい。」

なるほどね。あの時後ろがうるさかったのは、みんなやったんや。