Roller Girl！ (ページ27)

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疲れた日にはページ27

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( Ryo Side )

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「んん……」

橋本「ほら貸して、…ん、開いた」

「ありがと」

今日はAの親御さんがいないらしくて、仕事場から2人でAの家に帰ってきた。

ペットボトルの蓋すら開けられなくなっちゃうくらい今日は疲れてるらしいから、俺がなんでもやってあげて癒すことにしました

橋本「髪の毛乾かしてあげるから水飲めたらここ座んな？」

「わーいやった！」

橋本「ははっ、かーわいいな(笑)」

もうすっかり在り処を覚えてしまったドライヤーのコードを差して、ソファを背もたれにして座ると俺の足の間にちょこんと座る

これももう当たり前になってきたなぁ、なんてAが見てないのをいい事にニヤニヤ。
ガリさんか優斗がいたら怒られるかなぁ(笑)

橋本「…乾いたよーAー？」

「……んー」

橋本「俺夕飯作るからちょっと寝てな」

「んー」

橋本「ふっ(笑)出来たら起こすけど、そこじゃ身体痛くなるよソファ上がんな」

眠気MAXになっちゃったAをどうにも出来ないことはわかってるから、床で体育座りをしてるAを抱え上げてソファに寝かせる。
ありがとおってフニャフニャお礼を言われたのがめちゃくちゃ可愛かったから、サラリとした頬っぺを撫でてみた

橋本「A～？ご飯出来たけど食う？」

「……ん～…おはよ涼ちゃん」

橋本「はいおはよ、どうする飯食う？もーちょい寝る？」

「ご飯食べたい…」

橋本「ん、じゃあ起きといで」

まだ寝ぼけてるのかワンテンポ返事が遅い気がするAに声をかけて、出来たてのご飯を並べて飲み物を注いで、それでもまだこっちに来ないからまた声をかけに行く。Aってこんな寝起き悪かったっけ、疲れてんのかな

橋本「A～」

「ねむ」

橋本「起きな、飯食おうぜ！」

「起きれない…涼ちゃん抱っこ…」

橋本「は、さすがに可愛すぎだろ(笑)」

ん！って寝っ転がりながら腕を伸ばすAの背中に腕を回してAに覆い被さる形になったところで、耳元であんま可愛いことしてると襲うよ？なんて言ってみると、一瞬で真っ赤になる

起きる！離して！ってバタバタするから、Aが抱っこって言ったんでしょと返せば大人しくなるから素直でいい子

「ねえやっぱ涼ちゃんのご飯好き！美味しい！」

橋本「よかった(笑)」

「疲れ飛ぶ！」

笑顔のAがいちばん好きだから、今日はまだまだ夜まで甘やかしてあげよっかな

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