Roller Girl！ (ページ12)

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お泊まりページ12

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夜ご飯も食べ終わって、瑞稀とそうやんが帰ってすぐのこと

作間「俺たちどこで寝る？」

「ああ、そっか、今日は3人増えるのか」

お父さんの部屋に入らせるわけにはいかないし、ソファも寝れて1人だし。

床で雑魚寝してもらう？でも身体痛いかな

橋本「俺とりあえず風呂借りるわ。どこでもいいからテキトーに決めておいて」

来客に貸す用の部屋着が入ってるタンスの引出しを開けながらそういう涼ちゃんと、それを見てギャーギャー騒ぐ作ちゃんと優斗

高橋「なんで当たり前に服の入ってる場所知ってんの！？やぁば！」

作間「こなれ感出てたね(笑)」

橋本「うるせえよ(笑)」

わーわーやりながら考えて、私のベッドの下に予備の布団をひいて2:2に分かれて寝ることになった。

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橋本「A、ドライヤー借りたよ」

「はーい」

高橋「だからなんでドライヤーのある場所普通に知ってんの！？」

作間「付き合ってんのかお前らーー」

「なんでそうなんの(笑)」

まだ23時だけど、レッスンと取材が朝から入っていたからみんなお疲れモードで、布団を引くことにした。

涼ちゃんなんて普段もっと早寝だから目が半分くらいしか開いてないし。

作間「どうペア組む？寝るの」

高橋「グッとパーでいいっしょ」

作ちゃんと涼ちゃんがグー、私と優斗がパー、さらにじゃんけんをしてグーチームがベッドで寝ることに。

作ちゃんに何回もAベッドじゃなくて平気？って聞かれたけど、私は別にどこでもいいや(笑)

橋本「おやすみ」

高橋「うい」

「明日起こしてね」

作間「起きれたら」

高橋「起きるんだよ(笑)」

布団に入ってから20分くらいは喋ってたけど、だんだんみんなの返事がまばらになってきたからという理由で消灯。

寝つくのが早かったベッドの2人が爆睡し始めたのを確認してから、私と優斗はまた小声で会話を再開

高橋「今日さぁ、作ちゃんいびきも寝相もそんなだね」

「あぁ確かに今日あんま喋んないね」

高橋「日頃気にしてた成果出たかな」

「人の家だからかもよ」

高橋「Aの家で緊張する要素ねえよ(笑)」

まあまあデカい声で笑った優斗にうるさいよとデコピンをしたと同時に、まさかの涼ちゃんがベッドから落ちてきた。
ベッドに近い方に寝ていた優斗が、ぐっ…と変な声を出した

橋本「……ってえ、蹴られた」

寝相だけはやっぱり正常運転だったみたいで、涼ちゃんにはごめんだけど笑ってしまった

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