Roller Girl！ (ページ11)

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私が野菜を切っている間にさっさとお皿洗いを終わらせてリビングのそうやんの所に戻っていった瑞稀と入れ替わりで、涼ちゃんが入ってきた。

橋本「あとどのくらい？」

「あと全部炒めてたまごやっておしまい」

橋本「そ。コンソメスープとサラダちゃちゃっと作っちゃうね、材料もらっていい？」

「ありがとう涼ちゃん～」

オムライスだけじゃ足りなさそうで、どうしようと思っていた所だったからすごく助かる

Aもありがと、って頭ポンポンしてくれる涼ちゃん爆モテすぎる

橋本「これ、すんげえ量だね」

「6人分だから(笑)」

涼ちゃんと並んでコンロの前に立って作業をしていると、火と換気扇の音に負けない優斗のデカい声

高橋「うお美味そうな匂いする！てかなにはしもっちゃんもやってんじゃん！」

作ちゃんはご機嫌に鼻歌でも歌ってるんだろうけどイマイチ聞き取れない。
髪をグシャグシャ拭きながら瑞稀達のところに戻って行った

高橋「美味そう食っていい？」

「、つめた！髪の毛拭いて」

高橋「あーんは？」

「これ半ナマだけどいい？」

水滴をポタポタ垂らしながら私の肩に顎を乗せる優斗に中側がまだ赤い鶏肉を見せると、無理！といつもの変な笑い方をしながら退いてくれた。

横では、すっげえ俺んとこまで水来たわ、と涼ちゃん

橋本「…っし、出来た。飲みもんとか先運んどく」

「まじ助かるありがとう」

橋本「はい集合！飯もう出来る！運んで！」

パパーと裏声を出しながら寄ってくるそうやんと瑞稀がサラダやコップを運んでくれている間に、ホカホカと湯気をたてるチキンライスをフライパンのたまごの上に乗せて、クルリと半回転させる

高橋「おーすげえ今の！見た？作ちゃん！」

作間「、ん？」

高橋「たまごクルって！」

「優斗もやってみる？(笑)」

高橋「え～いいわ俺どーせできねえし」

そこ弱気になるとこなんだ、なんて思いながら同じ作業を繰り返す

「できた！」

橋本「よし、お疲れ様」

猪狩「おいお前ら準備はいいか」

少しキツキツになりながらも6人みんな着席すると、瑞稀のかかれー！の掛け声と同時にスプーンを差し込む4人。と、笑いながらそれを見る涼ちゃん

……なに？運動部の合宿？(笑)

.....
何故か非公開になっていました…
この後のお泊まり編と繋がるように書いたのに意味ないじゃん！と反省。