Roller Girl！ (ページ2)

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② ページ2

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( Soya Side )

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橋本「いやでも瑞稀だってさ、

『ひと口頂戴』
『デブるよ』
『は？瑞稀うざいやだ！』
『嫌い？』
『うん嫌い』
『はは、俺も～』
『…ねえやだもう！ばーか！』
『嘘だよ(笑)、ほら、あー』
『……おいひい』

みたいなのしょっちゅうじゃん」

井上「あいつはそのくらいの対応が丁度いい」

作間「俺だったらありえない対応の仕方」

瑞稀くんだって頬っぺ緩んでる時あるけどね

高橋「あれ？ガリさんは？」

猪狩「あ～俺？俺はなぁ、

『そーうやん』
『ん？』
『なんか面白いことして？』
『いやいやお嬢さん、それは無茶振りにも程があると思うんだけど』
『も～つまんないなぁ、あ、マシュマロあげるよ！はいあーん』
『ん、……ひょ、ふり！はひららい！』
『まだ入るでしょ～』

てな感じで口にただただマシュマロ詰め込まれるとかしょっちゅうなんで、ただのオモチャだと思われてるんじゃん？(笑)」

井上「なかなかに可哀想」

俺の不憫なエピソードを披露したところで、ちょうど撮影を終えたAが帰ってきた。

橋本「おっかえり～」

座る場所を探しているのか、ドアの前から動かないでキョロキョロと辺りを見回す彼女に優斗が声をかけて

高橋「Aこっち座んなよ空いてるよ」

「いや、いい」

見事に玉砕(笑)

まあこういう時は大抵作ちゃんかはしもっちゃんのところに行くのがお決まり

「そうやんのとこ座る」

猪狩「っは！？俺？」

高橋「まあじで！？」

ちょこちょこ走ってきて俺の膝の上に座ったAは、なんでみんなが驚くのかわかってなさそう

みんながポカーンとしてるのが面白かったのかなんなのか、Aがいきなり笑いだした

それを皮切りにほかの5人も喋り出す。

作間「俺のとこに来ない…」

「なんでそうやんのとこに来るだけでこんな空気になるの？(笑) そうやん嫌われてるの？(笑)」

猪狩「いやいつもだったらAは作ちゃんかはしもっちゃんのとこ行くでしょ？」

橋本「そっか～、1番愛されてんのはガリさんか」

井上「おめでと」

目の前のAは相変わらず訳の分からなさそうな顔してるけど、俺いま割と幸せ(笑)

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