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くすぐったい ページ27
心臓の音が聞こえちゃうんじゃないかって心配になるくらいに、鼓動が大きく感じる
何かしないと心臓がもたないよ…
A「チャンミン、ゲームでもする？」
ﾁｬﾝﾐﾝ「いえ、ヒョンが出てきてからでいいです」
あっさり断られてしまった…
A「チャンミンはもぅお風呂入ったの？」
ﾁｬﾝﾐﾝ「はい」
A「そう。
…あっ！！チャンミン、お願いがあるの！」
ファン心からのお願いだけど、間を持たせるいい考えだと思った
ﾁｬﾝﾐﾝ「なんですか？携帯電話のお礼になんでもしますよ。」
可愛い笑顔でチャンミンが答えてくれる
A「あのね、サインが欲しいんだけど、してくれるかな？」
ﾁｬﾝﾐﾝ「そんなことですか。もちろんいいですよ。どこに書きましょう？」
A「えーっと…」
私はパーカーを脱いでチャンミンに背中を向けた
A「今日買ったんだ。背中に書いて。はい！」
バッグからサインペンを取り出してチャンミンに渡すと
私の座っているベッドに一緒に座り、チャンミンの手が背中に触れた
ﾁｬﾝﾐﾝ「あっ…」
チャンミンが驚いたような声をだす
A「どうかした？」
ﾁｬﾝﾐﾝ「いえ…書きますね。動かないでくださいよ。」
背中をペンが滑ってくすぐったい
堪え切れずに体をよじると
ﾁｬﾝﾐﾝ「動かないで！！
サインが僕のだってわからなくなりますよ。」
怒られてしまった
それでもやっぱりくすぐったい
ﾁｬﾝﾐﾝ「A、動かない！！」
A「はーい」
ちゃんと呼び捨てしてくれてるのが嬉しくて、心までくすぐったかった
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作者名：メイ
