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米花町に引っ越ししてきて1ヶ月が経った
景希は始めの不安が嘘のように
毎日楽しく学校に通っている
特に"少年探偵団"とは仲良くなったみたいで
この間の4人の子と
少し大人っぽい哀ちゃんを入れての5人らしい
景「何か困ったことがあったら少年探偵団におまかせを!!って言われたよ!」
景希は色んな話を聞かせてくれるし
いつも明るく暖かい雰囲気にしてくれる景希にはとても癒される
だけど、片親だし
私の両親は私が高校の時に事故で亡くなっているから
景希に寂しい思いをさせているんじゃないかと
不安になる
景「でもね、本当に何かあったらママはぼくが守るからね!!」
暖かいものが頬を伝う
別れを告げられた後に妊娠発覚してから
今までずっと気を張り詰めていたのかもしれない
周りには親切な人達ばかりだったから
私ひとりでもなんとかやってこれた
あーーーー
愛する息子にこんなこと言われる私は
幸せものだなぁ
景「ママー?どしたー?」
6歳の息子に抱きしめられ
私が泣き止むまで慰められました
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香月(プロフ) - にこさん» ありがとうございます!ヘタなりに頑張りますので、よろしくお願いします! (3月30日 0時) (レス) id: 388afe8e3a (このIDを非表示/違反報告)
にこ - こういう小説探してました!!続き楽しみにしてます!! (3月28日 19時) (レス) @page14 id: 795f2a13d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:香月 | 作成日時:2024年3月28日 17時