アイドルの君とまだアイドル嫌いな私【鬼滅の刃】

第四十八話　相談 ページ13

『……っていう事があってさ。』

火稀「うんうん。」

『どうしたらいいと思う？』


学校の休み時間にて、私は火稀に昨日のことについて相談している
勿論帰ってからよぉーーく考えた


夜眠れないくらい考えた


んで、出た答えが火稀に相談するっていう事だった(え？



火稀「うーん…モデルが嫌ならアイドr『却下。』だよね〜…。」



アイドルは死んでも嫌だね！！(半〇〇樹？


火稀「嫌なら別にやらなくていいと思う。」

『そう…だよね…。』


''こんな機会…滅多にないですから…。''

　
胡蝶さんが言ったあの言葉が頭の中で反芻する
確かにもう二度とないかもしれない


『何か…何か他の事でできないかな。』

火稀「そうだね…。Aが得意な事と言えば…？」

『何だろ…。』


私が得意な事…
料理？勉強？運動？そうだけど関係ないな…


火稀「あっ…歌は…？」

『！？歌か…。』


確かに歌は得意だけど…


火稀「''歌手''やれば？」

『歌手…？』

火稀「うん。Aならきっと上手くいくよ。それに、楽しいと思うよ。」



歌は大好きだ
友達からも、「上手だね！」と褒められるし、先生も「綺麗な声ですね。」と言ってくれた


そう、私は声が特殊だ


綺麗な声も出せれば、男の人みたいな声も出せるし…
両声類とはちょっと違う


なんというか…声自体が、フワフワしていたりと相手に高揚感を持たせることができたり、歌うと生き物と一緒に踊ったりもできる



不思議な声



私が歌手になったら皆を笑顔にさせられるのか？


もしかしたらアイドルも好きになれるのかもしれない



『……よし！決めた！胡蝶さんに話してみる！！』

火稀「うん！頑張れ、A！」

『ありがとう。』



明日、胡蝶さんに電話で話してみよう

断られたらそれはそれで仕方がない……


そうだ…無一郎にも言っておこうかな…





ちょっとお世話になったからね

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