あいつに恋するくらいなら､俺に恋して欲しいんだけど｡【さとみ】

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Aside

現在私がいるのは､体育館裏｡
ある人から呼び出されて､私はここにいる｡

？｢お待たせしました､桜田さん｣
『大丈夫です』
？｢それならよかった､早速本題に入るわね｣

彼女は黒崎愛羅(くろさきあいら)｡
上品で､まるでお嬢様みたい｡
綺麗系の美人で､黒崎さんを好きな人が何人もいるらしい｡

愛｢私は桃井くんが好きなの｣
『は､はぁ……』
愛｢そして私には黄瀬くんと青柳くんが好きなお友達がいるわ｣
『それがどうしたのですか……？』
愛｢それでね､お願いがあるの｣

嫌な予感がした｡
今すぐここから逃げ出したくなった｡
黒崎さんが口を開く｡

愛｢黄瀬くんと青柳くん､そして桃井くんに近ずかないで下さい｣

びっくりして言葉も出ない｡

愛｢近ずいたらどうなるか分かってるんでしょうね？｣
『分かり……まし…た』

黒崎さんの目は私を睨んでいて､その圧に負けてしまった｡

愛｢ありがとうございます｡では明日から､よろしくお願いしますね(ﾆｺｯ｣

私は一体､どうすればいいのでしょうか？

12月8日→←.

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