歪み (ページ6)

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「ジョシュアさん…」

JS「正解」

「あの、これはなんなんですか…？ここはどこなんですか…？」

JS「ここは僕たちの宿舎だよ。この部屋はAちゃん専用の部屋なの」

全く意味がわからない。

確か私はスタジオから家の近くまでタクシーで帰ってきてタクシーを降りてからイヤホンで音楽を聞きながら家に向かって歩いてて…それで…

「あの…なんで私はここに…？この手と足はなんで固定されてるんですか…？なにかの冗談なら今すぐにやめてください！」

JS「帰すわけにはいかないんだ。ごめんね？でも大丈夫、朝には帰してあげる」

「私になにする気ですか？！私はこんなことされるようなことした記憶ないです！どうしてこんなことするんですか？！」

ジョシュアさんは私の耳元に近付いてきた。

JS「しーっ…、大人しくしてればいいんだよ」

その声に私は恐怖から全身鳥肌が立った。

JS「待っててね、いまみんな連れてくるから」

そう言うとジョシュアさんは部屋から出ていった。

手と足に付けられてるのはどうやら手錠らしく、手は椅子の背もたれ越しに繋がれてて足も片方ずつ椅子の脚に繋がれている。

逃げ出そうにも逃げ出せない。

JS「みんな連れてきたよ」

ガチャッと音がしてジョシュアさん先頭に13人全員が部屋にはいってきた。さっき会ったときの表情とは全く違う表情に更に恐怖感が深まる。

私を囲むように立つ13人の視線が私に注がれて私は怖さのあまり俯いて顔を上げれない。

JH「Aちゃん、こっち向いてよ」

目の前に立っていたジョンハンさんが私に近付くと私の顎をクイッと持ち上げて無理矢理顔を上げさせた。

JH「一人の時は気を付けてって言ったのに、Aちゃんは無防備なんだね」

ジョンハンさんがさっき私に言ってきた言葉。

なにか違和感があったけど、このことだったんだ。

「どうして…」

WN「どうしてこんなことするのか、でしょ？」

ウォヌさんは広角を少しあげてニヤッと笑った。他の人たちも怖がる私を見て楽しんでるようだった。

私は今日初めてSEVENTEEN先輩に会って控室には行ったけど別にこれといってなにかをしたわけじゃない。

なのにこんなことされるなんて…理由が全く分からない。

WZ「ここに君を連れてきて」

HS「こんなことしてる理由」

SC「それはね、ただひとつ」

JS「君の秘密を知ってるから」

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