六廻目 心の弱さは変わらない ページ7
ウリエルside
狩りはいつだって危険だ。自分は大丈夫。その気持ちと行動が命取りになる。
そして仲間を亡くして悲しむ人達をたくさん見てきた。
誰かを亡くすのはもう嫌なんだ。大切な人の死を乗り越えられる強い心は俺にはない。
ソロにはもう慣れた。たまにオトモアイルーにお供させるけど。オトモをつけずに行くことが多い。オトモアイルーには身の回りの事をしてもらうことがほとんどだ。
俺の仇のゴア・マガラは特徴がある。
他のゴア・マガラと比べると異常に大きく、胸に大きな傷がある。
一度だけ奴を見たことがあったから知っている。俺は直感で奴が仇だと思った。
俺はゴア・マガラの目撃情報や討伐クエストに敏感だ。
中々奴は姿を現さない。
もしかしたらシャガルマガラになってしまったとか。そんなことを考えたりする。
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目が覚める。いつの間にか寝てしまっていたようだった。
シオン『旦那様、おはようございますニャ！』
ウリエル「ん、おはよう。シオン。」
布団が掛けられていた。シオンが掛けてくれたのだろう。
俺はシオンの頭を撫でた。
シオンは照れ臭そうに笑った。
ウリエル「シオン、朝ごはんの準備は出来てるか？」
シオン『もちろんですニャ。』
俺はシオンと一緒に食事を摂った。
ウリエル「シオン、今日も調合とか掃除とか頼んだぞ？」
シオン『分かりましたニャ！僕に任せてくださいニャ！素材を無駄にせずに調合して、家をピカピカに掃除して、美味しい料理を作って帰りを待ってますニャ！！』
ウリエル「行ってくる。」
シオンに見送られる。
俺は本当に一人ではない。シオンも居るし、集会所のクエストカウンターのお姉さんも居るし。帰りを待ってくれる人達が居る。
ただ。彼奴はずっと一人なんだろうな。
ゴア・マガラはモンスターからも忌み嫌われる存在。マガラ種は残酷で孤独な種族だと思った。
けど、彼奴は俺の仇に変わりはない。俺が彼奴を殺す。
俺は珍しく森を探索していた。
俺の居る村は昔からモンスターに襲われやすい。だから、俺がこの村を守らなければならない。今日は森の様子がおかしいと気づいて探索兼見回りをしていた。
薬草などを採取しながら辺りを警戒して歩いた。
何かが風に運ばれてきた。
これはマガラ種の鱗粉・・・！！
俺は流れてきた方向に向かって走った
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化け物愛好家アコ(プロフ) - シャガルマガラが大好きな夢見る女の子にはとても俺得……！更新頑張ってください！ (2019年12月5日 7時) (
レス) id: 4059712eb5 (このIDを非表示/違反報告)
エルトマト(プロフ) - 以後気を付けます。 (2019年8月30日 16時) (レス) id: f55c4f4836 (このIDを非表示/違反報告)
エルトマト(プロフ) - 大変失礼しました。すみません。 (2019年8月30日 16時) (レス) id: f55c4f4836 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面の関連キーワード入力の下をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年8月30日 15時) (レス) id: 008b9a2e9c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：エルトマト | 作成日時：2019年8月29日 10時
