十二廻目 その日が来るまで ページ13
ウリエルside
ウリエル「・・・決めた。」
シオン『何を決めたんですかニャ？』
ウリエル「彼奴を狩るのを一旦諦めたわ。」
シオン『僕も一旦諦めた方がいいと思うニャ。』
ウリエル「あれは無理だ。」
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ウリエルside
ウリエル「ギルドマスター。今、何と申されましたか？」
ギルドマスター「そなたの仇のシャガルマガラを討伐または撃退をしてもらいたいのじゃ。」
ウリエル「わ、分かりました・・・」
あのイカれ野郎がぁ！定期的に禁足地に来るんじゃねぇよぉ！！
・・・どうせ、彼奴は戦う気がねぇし。別に何も要らねぇよな。
ポーチに何も入れずに双剣を手に持って禁足地へと向かった。
戦うつもりなんてねぇよ。勝てねぇし。
シャガルマガラは余裕そうにくつろいでいた。
俺は禁足地の地面にあぐらをかいて座った。
シャガルマガラは驚いていた。それもそうだ、いつもなら武器を向けるから。
シャガルマガラは俺にぴったりとくっついて寝そべった。
シャガル『どうした？いつもなら俺に武器を向けて襲いかかってくるはずだ。』
ウリエル「てめぇを殺すのは、まだ先伸ばしにすることにした。今の俺じゃ、てめぇを殺せねぇからな。」
シャガル『そうか・・・。」
ウリエル「いつか必ずてめぇを殺す。その時が来るまで生きてろ。」
シャガル『言われずとも生きる。』
ぽつりぽつりと会話をする。
そしていつも通り舐められ、噛まれた。
シャガルマガラは満足したのか、いつもより嬉しそうに禁足地から飛び去って行った。
ウリエル「・・・何がなんでも生きろよ。」
俺はシャガルマガラが見えなくなるまでずっと見ていた。
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ウリエルside
シオン『旦那様、最近顔色が良いですニャ。』
ウリエル「そうか？」
シオン『今の旦那様、とても明るい顔をしてるニャ。前より笑うようになって嬉しいニャ！！旦那様が笑うと僕もつられて笑っちゃうニャ！！』
確かに前より笑うようになったかもしれねぇな。何でだろうな。
ウリエル「シオン、久しぶりに一緒に狩りにでも行くか？」
シオン『行くニャ！旦那様をサポートするニャー！』
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化け物愛好家アコ(プロフ) - シャガルマガラが大好きな夢見る女の子にはとても俺得……！更新頑張ってください！ (2019年12月5日 7時) (
レス) id: 4059712eb5 (このIDを非表示/違反報告)
エルトマト(プロフ) - 以後気を付けます。 (2019年8月30日 16時) (レス) id: f55c4f4836 (このIDを非表示/違反報告)
エルトマト(プロフ) - 大変失礼しました。すみません。 (2019年8月30日 16時) (レス) id: f55c4f4836 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面の関連キーワード入力の下をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年8月30日 15時) (レス) id: 008b9a2e9c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：エルトマト | 作成日時：2019年8月29日 10時
