明日、遠くの君に【音羽】

電話 ページ14

ennside

『ちょっと待ってな、おとちゃんから電話や』

ゑむ氏「おとちゃんから電話なんて珍しいな〜？」

こたつ「確かにな？」

『もしもしー？おとちゃん？どしたん？』

？《ゔゔ。ぅ…》

電話の向こうで不気味で低く泣いているような声がする。

『もしもし?!音羽?!大丈夫?!』

？《お"ど、ぢゃん…怪我、…だずげで!!》

呻き声に紛れて聞こえずらかったけど確かに聞こえた言葉、

"おとちゃんが怪我してるの、助けて!!"

『みんな、やばい！音羽に何かあったんかもしれん！』

ゑむ氏「?!」

こたつ「おとちゃん、なんて言っとったん?!」

『電話に出たのは音羽やなかった！でもとにかく怪我してるらしい！

みんな音羽ん家行くよ！』

ウチらは救急車を呼びながら音羽の家に走った。

『もしもし、救急です！住所は○○○○○○で、とにかく早く来てください！』

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