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SIDE 羽生
上がりたくない…
テンプレ通りの「Aちゃんが入った湯船…！」なんて考える暇もなく、俺は案外気持ち良く浸かっていた
今日の彼女は、色々と反則だ
いつもの俺ならば、即座に彼女を押さえつけて唇ぐらい奪っていただろう
それが簡単に出来ないぐらいには、戸惑っている
「やっばいなぁ…」
予想以上に彼女の身体のラインが判ってしまって、脳裏に焼き付いて離れない
「C、いやDかな…」
ぶくぶくとお湯に顔を沈める
だからー！もう考えるなよ俺ー！！
細く白い彼女の、女の部分のようなモノを見てしまって俺はひどく混乱してしまっていた
＊
俺も男だ、そう開き直り早々に浴室を出る
『あ、羽生さん、ちゃんと暖まりましたか？』
「うん、ありがとう、服も助かるよ」
『いえ、あ、髪の毛まだ濡れてますよ』
「う、…」
そう言ってわしゃわしゃと、髪を拭いてくれる彼女
少しだけ背伸びするAちゃんに、屈むようにする、なんだか典型的な恋人像だなぁ…なんてちょっとだけ嬉しくなれば、ふと彼女の脚に目が行っては、ダメだダメだと、また目線を彷徨わず
『…羽生さん』
「え！？な、なに？」
『今日の、えっと…どうですか？』
「へ？」
『あの、明子さんが、こういう服が羽生さんには良いだろうって…』
「え？え？」
話が掴めず、頭に疑問符を飛ばす
『どっ、ドキドキしますか…！？』
「いやすごいムラムラするけど！」
『え！？』
「あれ！？」
『…』
「…」
『…ムラムラ、も、ドキドキと同じようなモノですかね』
「…うん、そうだね」
『……ふふ』
「え？なんで笑うの？」
『じゃあ、私の勝ちですね』
そう言って、はいお終いです、と最後に軽く頬に触れる熱に頭が完全に停止してしまう
『紅茶淹れますから、どうぞかけて待ってて下さいね』
「はい……」
ご機嫌にキッチンに向かう彼女を見て俺は真っ白な頭でこれだけを考えた
何の勝負？
end
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すみれ(プロフ) - 西田さん、またまた素敵なお話ありがとうございました。もう2人まとめて心の中で何度抱きしめた事か…！笑リクエストを元に作って頂けて本当に嬉しかったです。そしてPart4と続けて下さるなんて！また2人に逢えるのを楽しみにしています。またリクエストさせて下さい笑 (2014年3月27日 12時) (
レス) id: fcacf3835c (このIDを非表示/違反報告)
♪ピアノ♪(プロフ) - 西田さん» ゆづが好調なことは間違いないですから、フリーはいけるんじゃないかなーと思ってます♪ サルコー決めてガッツポーズする姿が見たい！小塚くんほんとにすごかったですね、さすがです（≧∇≦）女子もみんな笑顔で終われますように… (2014年3月26日 23時) (レス) id: de1fc73504 (このIDを非表示/違反報告)
西田(プロフ) - みすけさん» 嬉しいお言葉、本当にありがとうございます！またひょっこり現れると思いますので、宜しければまた構ってやって下さい〜、ありがとうございました！ (2014年3月26日 23時) (レス) id: 9dfcdbdc4c (このIDを非表示/違反報告)
西田(プロフ) - ♪ピアノ♪さん» 町田くん本当感動しました！もう普通に泣いてしまって姉に引かれるという…笑 羽生くんは本当に貫禄ありましたね、フリーでは期待せずにはおれません…！小塚くんもミスも目立たず、短い調整にも関わらずとても良かったですね！明日の女子も楽しみです！ (2014年3月26日 23時) (レス) id: 9dfcdbdc4c (このIDを非表示/違反報告)
西田(プロフ) - みささん» 楽しんで頂けていたようで作者も嬉しいです、ありがとうございます！またお会い出来ましたら構ってやって下さい〜 (2014年3月26日 23時) (レス) id: 9dfcdbdc4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：西田 | 作成日時：2014年3月15日 17時
