【文スト】トリップしたかった。したかったけどまさか本当にしてしまうとは…。

君はいったい…。 ページ9

太宰side
私は遅れて探偵社へ出勤した。

国「おい、太宰！！何をしていた！！遅刻をするなと何度言ったらわかる！！」

太「あ、うん。ごめん」

私はいつものように言い訳はしなかった。

早く彼女のことについて調べたい。



調べていくと、本当に謎が深まった。

__________戸籍がない。

淳「ん？太宰さん何がないって？」

太「淳君国木田君が帰ってきたら適当に言っといて。」

淳「え！？ちょ！！」

どういうことか聞いてみなくては。

多分まだ家にいるはず。

戸籍がないと仕事なんてできる訳ない。

ついた。

太「A！！！」

「え？太宰？仕事は…。」

太「あ、ま、まぁ、大丈夫。ていうか、調べたよ。Aのこと。」

「どうだった？」

太「戸籍がなかった。どういうこと。」

「まぁ、そうだろうね。もう少し調べたら生きてた証拠すらないと思うよ。だって私、この世界の人間じゃないから」

太「詳しく説明してくれる？」

「うん。まぁ、異次元トリップしてきたってかんじかな。」

太「そんなことあり得るのかい？」

「まぁ、ありえたみたい。私の世界では、太宰たちは漫画やアニメの中の人物。だから色々知っていてもおかしくないんだよ。」

太「嘘、ではなさそうだね。んー。信じるしかないか。でも仕事はどうするの？」

「あ、あ。あー！！戸籍…重要…。はぁ。」

太「じゃあ、うちで働く？」

「え？うちって、武装探偵社？」

太「うん。異能はないみたいだけど事務員なら。」

「本当！！！ありがとう！働く！でも一つ訂正。」

太「ん？どうしたの？」

「あのね、私異能力…








あるんだよね。あはは。」

二日まえのお話→←お仕事さっがそう。

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