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紫耀side
今日は、疲れたなぁ…
俺は、仕事の疲れを癒してもらおうとAに電話をした。
「もしもーし!平野でーす!」
ちょっとして、返ってきたAの声は、いつもの元気がなくて、少し震えている気がした。
「Aの声、聞きたくなってな!
なんか、A元気ない?」
そう言うと、Aの声は返ってこなくて、鼻水をすするような音がした。
泣いとるん…?
そう思っていると、Aのか弱い声が電話越しに聞こえた。
「会いたい…紫耀さんに会いたいよ…」
その声は、すごく辛そうで、今すぐにでも抱きしめてあげたかった。
「俺も会いたい。Aに。俺ん家おいで?」
俺がそう言うと、Aは、聞こえるか聞こえないかの小さな声で「うん。」とつぶやいた。
俺は、家まで急いで帰った。
すると、道の先に傘もささずに歩いてくる一人の女の子が見えた。
.
「A!!」
俺は、Aのもとへかけよった。
「紫耀さん…」
こっちを見つめるAの目には、たくさんの涙が溜まっていて、ポロポロと流れ落ちていた。
なにがあったん…?
なんで、そんなに辛そうなん…?
俺が君を守りたい。
そう思って、俺はAを強く抱きしめた。
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めい(プロフ) - ルーナさん» そんな、言っていただけて嬉しいです!!これからも頑張っていきますね♪ (2017年1月21日 20時) (レス) id: 8f770c2247 (このIDを非表示/違反報告)
ルーナ - 一番好きな作品です。これからも楽しみにしています。 (2017年1月21日 18時) (レス) id: e8e81fad63 (このIDを非表示/違反報告)
めい(プロフ) - さやかさん» ほんとですか!!良かったです♪ぜひ、『恋をしたのはアイドルでした。2』も見てみてくださいね! (2017年1月19日 18時) (レス) id: 8f770c2247 (このIDを非表示/違反報告)
さやか(プロフ) - 方言が一緒なんでめっちゃ読みやすいです(*^^*) (2017年1月19日 15時) (レス) id: 87d87e3e0f (このIDを非表示/違反報告)
めい(プロフ) - めいぷるさん» ありがとうございます!!続きは楽しみにしててくださいね、笑頑張りますので応援よろしくお願いします! (2017年1月17日 21時) (レス) id: 8f770c2247 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りの。 | 作成日時:2017年1月11日 19時