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コツ…コツ…コツ…



私が止まると、後ろの足音も止まる。








これは、絶対に誰かがついてきてる。


私、誘拐されちゃうの?

まだ、したいこといっぱいあるよ…






私は、気づいたら、ひたすら走ってた。


中学校では、陸上部だったから、足には自信があった。





でも、だんだん足音は、近づいてくる。









恐怖に押しつぶされながら、私は曲がり角を曲がった。



ドンッ









誰かにぶつかった。暗くて顔は見えなかったけど、甘くていい香りがした。




「助けて…」



私は、声になるか、ならないかくらいの声で助けを求めた。


その人は、私を軽々く持ち上げると、ちょっとした隙間に私を入れた。









すると、すぐに「ハァハァ」という男の声が聞こえてきた。



怖くて、怖くて、震えが止まらなかった。





見つかったら、どうしよう…









でも、男の声と足音は、だんだん小さくなっていった。






「もう、ええで?怖かったな?」


そう言った、お兄さんの声があまりにも優しくて、すごく安心して、涙が止まらなくなった。









お兄さんは、私の頭をなでて、ギュッと抱きしめた。そして、背中をなでてくれた。









それに、安心したのか、スッと意識がなくなった。

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めい(プロフ) - ルーナさん» そんな、言っていただけて嬉しいです!!これからも頑張っていきますね♪ (2017年1月21日 20時) (レス) id: 8f770c2247 (このIDを非表示/違反報告)
ルーナ - 一番好きな作品です。これからも楽しみにしています。 (2017年1月21日 18時) (レス) id: e8e81fad63 (このIDを非表示/違反報告)
めい(プロフ) - さやかさん» ほんとですか!!良かったです♪ぜひ、『恋をしたのはアイドルでした。2』も見てみてくださいね! (2017年1月19日 18時) (レス) id: 8f770c2247 (このIDを非表示/違反報告)
さやか(プロフ) - 方言が一緒なんでめっちゃ読みやすいです(*^^*) (2017年1月19日 15時) (レス) id: 87d87e3e0f (このIDを非表示/違反報告)
めい(プロフ) - めいぷるさん» ありがとうございます!!続きは楽しみにしててくださいね、笑頑張りますので応援よろしくお願いします! (2017年1月17日 21時) (レス) id: 8f770c2247 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りの。 | 作成日時:2017年1月11日 19時

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