未来編〔紗羽の料理特訓〕4 ページ44
紗羽side
ドキドキする…
ｺﾞｸﾘ
右「味噌汁、ご飯、野菜炒め、サラダ、ポテトサラダ、ウィンナーは合格です」
箸を置きながら京兄が言った
紗「良かったぁ〜」
右「ただし、卵焼きとハンバーグとトーストはダメです」
そう安心している私に罰を与えるかのように厳しく言い放たれた
ｸﾞｻｯ
右「はぁどうしてこんなに黒く焦げるんです？」
紗「分かりません」
本当に分からないのでそう答えた
右「はぁ。まぁこれで少しはマシな料理が作れるとは思いますが…。」
紗「本当に感謝してます」
そう。本当に感謝してる。だって今日1日で大体の料理が作れるようになったんだから。
勿論、A姉と杏衣奈に教えてもらったあの日から指を切らずに野菜を切れるようにはなったし、ウィンナーも焼けるようになった。
けどA姉がそれだけじゃ心配っていうかダメだって言って杏衣奈が京兄に頼んでくれた。
その2人のお陰で京兄が今日までに課題を出してくれてその課題の料理を練習して今京兄に食べてもらってたんだ。
右「まず卵焼きは初歩中の初歩です。トーストに関しては棗が持っているトースターを使うしかありませんね。そしてハンバーグも子供が大好きな料理の一つです。なのでもう1度チャンスを与えます」
紗「ありがとうございます！」
右「明後日までに卵焼き、ハンバーグ、そしてゆで卵も作れるようにしておいて下さい。また杏衣奈やAに聞いても構いませんから必ず明後日には出来るようにしておくこと。いいですね？」
『はい』って答えようとした時、Aとひか兄から意義が飛んだ
光「ちょっと京兄？いくら何でもそれは無理があるんじゃない？」
貴「卵焼きは初歩って言っても凄く難しいし…」
右「そうすると貴方がた2人は紗羽が必要最低限しか作れないままで良いと？」
光「京兄はあの味噌汁食べてないからそんなこと言えんだよ…」
右「私も口にしましたが？」
貴「えっ？あれ食べたんですか？」
右「そして紗羽に冒険は禁止だと伝えました」
貴「あっそれ私も言いました」
右「まぁその前に１週間練習したものが多いでしょうから。それにゆで卵が作れない人なんて今まで見たことがありませんし」
貴「まぁ確かに？」
光「ま、ゆで卵ならいけるか？」
なんかめっちゃ変な気分…。
皆1ミリも褒めてないことだけは分かる
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水無月のぞみ - 光は要の次に苦手です。推しは祈織♪ (2021年11月18日 9時) (
レス) id: 90a3a483bc (このIDを非表示/違反報告)
朝日奈友月@椿愛してる(プロフ) - 麗さん» マジですか！？そう言って貰えてすごく嬉しいです！やっとあのウィルス型広告が消えたのでまた更新していこうと思います！今後も応援して頂けたら嬉しいです(＊´ｖ｀) (2018年2月14日 12時) (レス) id: 74f41355c3 (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - すずはさん頑張ってほしいですね…。ゆで卵って小3で習うだろ…。何はともあれ番外編も本編もとっても面白かったです！これからも更新頑張ってください！ (2017年11月16日 23時) (レス) id: c81eb26b6c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朝日奈友月@椿愛してる | 作成日時：2017年4月19日 13時
