未来編〔紗羽の料理特訓〕3 ページ43
貴方side
私だって泣きたい
紗「あとはー卵焼き？」
貴「紗羽にはまだ無理。味噌汁はちょっとハードルが高すぎたな…じゃあご飯炊くのは出来るよね？」
紗「冷蔵庫に入ってるよー」
貴「ちょっともらうね？」
ﾊﾟｸｯ
何これ…？
貴「何だろうこのとてつもない違和感は…？」
杏「えっ？ちょっともらうねー…ﾊﾟｸｯ…あれ？」
分かった…！
貴「紗羽？これさー言いにくいんだけど…もしかして、電子レンジで作った？」
紗「っ」
棗「は？」
椿、梓「「え？」」
光「電子レンジで作れんの？」
杏「やろーと思えばね…クック〇ッドとかに乗ってるけども…」
貴「でもダメ。棗お兄ちゃんならいいけど他の子はまだ小さいんだから、ね？毎日口にするものが電子レンジで調理してるものっていうのは、四つ子の身体に悪いからさ？ねぇ、ちゃんと聞いてる？」
杏「A姉が本気で怒ってるの久しぶりに見た」
紗「だって…何も作れなくて…」
段々尻すぼみになっていく紗羽の言葉
貴「あのさ、言ってくれればウチら手伝うから」
杏「このままは流石にヤバいと思うから杏衣奈も手伝うよ」
椿「俺らだって試食したげるー」
貴「だからさ、もう少し頼ってよ。まぁとりあえず時間がある時に1度でもいいから右京お兄ちゃんに来てもらった方がいいと思うけどね」
杏「それは賛成。一つ一つのレシピは教えられるけど料理の仕方から教えるのはちょっとキツイから…」
紗「だって何もできないよ？」
貴「それでもいいけどとりあえずちゃんと包丁持てるようにはなって」
杏「あと探求するのは料理が出来るようになってからにして」
紗「また来てくれる？」
貴、杏「「当たり前でしょ？」」
紗「ありがとう」
貴「ところでいつもこんなの飲んでんの？」
紗「美味しいよ？」
ﾊﾟｸｯ
杏衣奈が「えっ？A姉大丈夫なの？」って目で見てる
貴「複雑な味…」
光「俺も食べてみる…ﾊﾟｸｯ」
光はきっと好奇心だと思う
光「不味くはないけどまた食べようとは思わない」
きっぱり言われて紗羽がショックを受けてる
棗「いつもの味だな。何かもう慣れたが」
光「椿は？」
光がスプーンで差し出したのを見た椿お兄ちゃんは「ええーっ？;」って顔で渋々手をつけた
椿「…なんか味噌味のビーフシチューみたいな？」
梓「どういうことなの？…食べないけど」
そんなこんなで私たちは紗羽にウィンナーの焼き方と包丁の持ち方だけを覚えさせて今回のところは終わったのであった
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水無月のぞみ - 光は要の次に苦手です。推しは祈織♪ (2021年11月18日 9時) (
レス) id: 90a3a483bc (このIDを非表示/違反報告)
朝日奈友月@椿愛してる(プロフ) - 麗さん» マジですか！？そう言って貰えてすごく嬉しいです！やっとあのウィルス型広告が消えたのでまた更新していこうと思います！今後も応援して頂けたら嬉しいです(＊´ｖ｀) (2018年2月14日 12時) (レス) id: 74f41355c3 (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - すずはさん頑張ってほしいですね…。ゆで卵って小3で習うだろ…。何はともあれ番外編も本編もとっても面白かったです！これからも更新頑張ってください！ (2017年11月16日 23時) (レス) id: c81eb26b6c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朝日奈友月@椿愛してる | 作成日時：2017年4月19日 13時
