未来編〔光と(名前)ともう1人〕 ページ25
〜Aと光の出産編〜
光side
結婚式を挙げてから8ヶ月
俺たちに一人目の子供が出来る日
俺はAが頑張る部屋の前の椅子に腰掛けている
つまりは追い出された
冷や汗が流れる
今は真夏だが病院は冷房が入っているから汗が出ることはほぼない
それなのに止まらない
光「カッコ悪…」
美「そんなことないわよ！わぁ…早く産まれてこないかしら？私の初孫♡」
光「母さん…」
母さんは相変わらずだ
心配なんてしてない
ま、10人以上産んだ人だからな…(苦笑)
「うぎゃあっうぎゃあっうぎゃあっ」
看「産まれましたよ！」
→看護師
ｶﾞﾗｯ
中から医者が出てきた
医「無事に産まれましたよ」
美「どっち？」
母さん…食いつき過ぎ
医「女の子ですよ」
穏やかそうに言う
美「やった！ひーちゃん、女の子だって！」
聞こえてるから
光「良かったな、母さん」
美「わあっすっごく嬉しい♡もう会えるかしら？」
医「あちらでお待ち下さい」
医者が母さんを案内する間俺はAに会いに行った
看「朝日奈さん、旦那さんがいらっしゃいましたよ」
看護師が案内してくれた先には何か必死でスマホを触っているAがいた
光「お疲れ様」
貴「あれっ？光、居たんだ」
なんか傷ついたんだけど？
光「居ちゃ悪い？」
貴「今日花火見えるって」
なんか話が噛み合ってないけど…
光「そうらしいな」
貴「夏水のとこ行こ？」
光「なつみ？」
貴「赤ちゃんの名前」
光「いつ決めたんだよ…」
貴「さっき、光が来る少し前」
光「ﾊｧ理由は？」
貴「夏に産まれたからっていうのと水のように嘘偽りない透き通った心の持ち主になってほしいから」
光「中々いいじゃん、それにしよう」
貴「うんっじゃあ行こ？」
夏水が寝ている部屋へ行くとちょうど遠くの花火大会の花火が見えた
Aは早速夏水を抱いてみている
妹がいるからか手慣れている
俺は鞄の中からある物を出して夏水の着ている服に付ける
貴「これって…？」
Aが懐かしそうに目を細める
貴「光と初めて夏祭り行った時光が私に買ってくれた浴衣と同じ柄…！」
光「あの時あの浴衣に合う髪飾りも見つけたからいつかAとの子供が出来たらその子に渡そうと思ってたんだよ」
Aが泣いている
光「また泣いてんのか？」
泣くなよ、だって…
そんな会話をしていたらいつの間にか花火は終わっていた
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水無月のぞみ - 光は要の次に苦手です。推しは祈織♪ (2021年11月18日 9時) (
レス) id: 90a3a483bc (このIDを非表示/違反報告)
朝日奈友月@椿愛してる(プロフ) - 麗さん» マジですか！？そう言って貰えてすごく嬉しいです！やっとあのウィルス型広告が消えたのでまた更新していこうと思います！今後も応援して頂けたら嬉しいです(＊´ｖ｀) (2018年2月14日 12時) (レス) id: 74f41355c3 (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - すずはさん頑張ってほしいですね…。ゆで卵って小3で習うだろ…。何はともあれ番外編も本編もとっても面白かったです！これからも更新頑張ってください！ (2017年11月16日 23時) (レス) id: c81eb26b6c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朝日奈友月@椿愛してる | 作成日時：2017年4月19日 13時
