エピソード55 ページ11
杏衣奈side
ふんふふんふふんっ♪
杏「買えた！」
貴「カツアゲして来たんでしょ？」
光「買えたとは言わないな」
椿「なんで言わねーの？」
杏「なんで言うの？」
あれ？なんか怒ってる？
紗「A姉！杏衣奈！」
あっ紗羽姉だ！
駆け寄ろうとしたら椿に手首をぎゅっと握られた
貴「紗羽、なんでそんなにイカ焼き持ってんの？」
紗「買ったの！」
棗「おい、急に走り出すなよ…」
侑「買ったっつーか貰った？」
昴「でも嘘は良くないんじゃないのか…」
貴「杏衣奈に関してはもう椿お兄ちゃんのだから私は何もしないよ。でも紗羽、その量はないんじゃない？」
そうA姉が言ったら椿はそのまま私の手を引いてどこかへ連れていき始めた
紗羽side
紗「でも買ったんだよ？」
棗「一個分の値段でな？」
貴「あーそーゆーことね」
紗「偉くない？」
貴「いやフツーのこと」
紗「何がいけないの？」
貴「うーんとね、流石にここではしなくていいかな」
棗「ここではって？」
貴「前に私達が住んでた町のお祭りは何て言うんだろうな…所謂闇？的な屋台が結構あってね？市の申請を貰ってなかったり、自分で海で釣ったのを売り出したりしてたワケ。だからそれをまともな値段で買うような人は居なかったし、それが抵抗方法だったワケで…」
紗「学校でも教わったよね？」
貴「教わったって言うか…まぁ教わったか…」
3人とも絶句してた
棗「でもここではそんなことは無いからもう嘘ついて騙したりは辞めろ」
紗「？？？分かった」
貴「あとね、そういうことどこかしこでやってると田舎臭いから辞めなよ？ホントに…」
紗「うん、こっちでは辞める」
貴「ふふっそうだよね…」
A姉がふと何か思いついたように口を開いた
貴「もしかしてこっちでは飴細工や亀釣りってメジャーじゃないんですか？」
棗「亀？金魚とかならまだしも…」
貴「だから椿お兄ちゃん驚いてたんだ…」
ﾋﾟﾀｯ
貴「きゃっちょっと何やってるんですか！」
ひか兄がA姉のほっぺにラムネを付けた
光「ん？要らない？」
貴「要りますけど…」
棗「まぁそれで椿には言わなくていいのか？」
貴「あっ確かに…ま、いっか」
侑「いや、良くないだろ」
紗「なつ兄、亀釣りに行こ！」
棗、昴、侑「「「！？」」」
光「ああ、Aたちが住んでたところはメジャーだったんだっけ？」
貴「はい、まぁそれだけ田舎だったってことです」
A姉たちとは分かれて亀釣りに行った
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水無月のぞみ - 光は要の次に苦手です。推しは祈織♪ (2021年11月18日 9時) (
レス) id: 90a3a483bc (このIDを非表示/違反報告)
朝日奈友月@椿愛してる(プロフ) - 麗さん» マジですか！？そう言って貰えてすごく嬉しいです！やっとあのウィルス型広告が消えたのでまた更新していこうと思います！今後も応援して頂けたら嬉しいです(＊´ｖ｀) (2018年2月14日 12時) (レス) id: 74f41355c3 (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - すずはさん頑張ってほしいですね…。ゆで卵って小3で習うだろ…。何はともあれ番外編も本編もとっても面白かったです！これからも更新頑張ってください！ (2017年11月16日 23時) (レス) id: c81eb26b6c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朝日奈友月@椿愛してる | 作成日時：2017年4月19日 13時
