第5話 ページ6
主人公サイド
家に帰って着替え、父の部屋の前を通る
すると、部屋の中から声が聞こえてきた
父「ああ、すまないな…今回の仕事も中止だ。」
主「?」
?「そんなっ?!契約はどうなるのですか!」
父「廃棄だ。」
?「待ってください!社長!!」
契約…廃棄?
どう言う意味?
父「娘の休養と治療が最優先だ!」
もしかして…私のせい?
私が…男性恐怖症だから?私の事でいっぱいいっぱいで…
一人になった父を見ると、目からは大粒の涙
父「…クソッ」ダンッ!
分かったよパパ…私
主「ぱぱ。」
父「…ゆき。どうしたんだい?」
主「私…直すわ……恐怖症」
父「な、何を言ってるんだい?」
主「だって…今のぱぱ、凄い苦しそうだよ。私見てられない。しかも、原因が私だなんて…もっと嫌だ」
父「ゆき…」
主「だから直すの。ぱぱの為にも…私の為にも!」
本当はすごく怖い…こんなこと言いたくもない
でも…
主「ごめんねぱぱ…私、わがままだから…でも
応援してくれるよね?」
父「分かった…こちらから対策を取ろう。良い案があるんだ。」
主「ぱぱ…!」
父「しかし、お前にとっては凄い地獄のような生活になるだろう。それでも良いかい?」
主「もちろん…私、そんな甘い女じゃないわ!」
やり遂げてみせる…例え私の
何を失ったとしても!
2人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:snow monster | 作成日時:2019年10月26日 16時