好きだ勝てない2 (ページ4)

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笑った顔ページ4

なにやってんだ自分

初対面の人に柔軟剤何使ってますかなんて

気持ち悪いにもほどがある

「何、、言ってんだテメェ」

うわぁあめちゃくちゃ引いてるぅう

「いや、！ごめんなさい！間違えて、、えと、

あ、そう！名前が聞きたくて！名前なんていうの！？」

「、、、爆豪」

ば、ばくごう？？

そんな名前の人いるんだ、、

「わたし水宮Aっていうの！よろしくね爆豪くん」

「、、、」

あ、返事はしてくれないんだ、、

いやでも危なかった、、無理やり話を名前に持っていったけど

そうでもしなければ3年間のあだ名が『柔軟剤』か『匂いフェチ』になってたかもしれない、、

それだけは勘弁

「おいお前」

「ん？なに？」

「肩に虫ついてんぞ」

「ふぁ！？！！？」

肩をみると青虫がウニョウニョしていた

「ぎゃぁああぁあ！！ちょっとまって無理！爆豪くん取って！やばいから今すぐ！早く！」

「んで俺が取らなきゃいけねんだ自分で取れや」

「いやほんっっと一生のお願いです。お願いします爆豪様なんでもします本当に。」

「、、、ﾁｯ」

爆豪くんは青虫をひょいっと取ると窓の外に捨てた

「あぁ、、助かった。ありがとうございます。このご恩は忘れません」

私がそう言って拝むと、爆豪くんはフッと笑った

「必死すぎて笑えるわ」

え、

笑った顔、、

悪くない、、かもしれない

「いやでも違う、、この人ではないはず、、(ﾎﾞｿｯ)」

なぜか無駄に心臓がドクドクなっていて

うるさかった