好きだ勝てない2 (ページ27)

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水着選びページ27

「うーん、、こっちかな。いや、こっち？」

今日は日曜日

来週お茶子ちゃん達と海に行くことになっていて

今日はその時着る水着を買いに来た

「デザインはこっちなんだけどな。でも色はこっちなんだよなぁ」

「これはやめとけ。露出多すぎだろ」

「あーやっぱり？これ可愛いけど露出多、、

は！？」

振り返ると勝己くんがいた

この人マジでどこにでも現れるんだけど、、

もしかして私のとこに瞬間移動できるカードとか持ってる？

「え、ななんでここにいるの？」

「買い物してたらてめぇのアホ面が視界に入ったんだよ。悩んでるみてぇだったからアドバイスしてやったんだろが感謝しろ」

「ありがとう。

いやそうじゃなくてここ女の子の水着コーナーだけど大丈夫？」

「、、あ？」

勝己くんは一瞬固まったあと辺りを見回して

周りの女の子にチラチラ見られていることに気がついた

「な、、！それを早く言えやアホ！」

「いや分かってなかったんかい！入る時わかるでしょ普通！」

「うるせぇ死ね！！」

「理不尽極まりないなあんた！！」

勝己くんは顔を真っ赤にして周りの視線を気にしている

「、、ﾁｯ。こんなとこいられるか。俺は帰るじゃあな」

「いや待って。」

「は？」

こんな面白い勝己くんを

このまま帰すわけないでしょ

もっと恥ずかしがる反応みてみたいし(ゲス)

「水着一緒に選んでよ」

「は！？ふざけんなこんなとこに男がいたら変な目で見られるだろうが！」

「じゃあ今だけ彼氏って設定にしとくからさ。お願い！」

「か、、

、、仕方ねぇな。早く終わらせて帰んぞ」

「うん！」

私は゛今だけ゛じゃなくていいんだけど