白雪姫

#22 ページ22

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いきなりだが、私は結局兄貴に引き止められて
しばらく日本に残る事になった。


樹｢俺ん家来てよ！｣


と兄貴から言われ、仕方なく福岡を離れて東京
に来た。


思っていたよりも兄貴が部屋を綺麗にしてる事
にめちゃくちゃビックリしたけど一人暮らしが
出来ているのならなんでもいいか。


樹｢そこらへん座っといて〜！夜ご飯作るね｣


『ありがと』


樹｢んで、アメリカどうだった？｣


『どうだったも何も学校以外はダンス漬けの
毎日でしたけど？』


樹｢俺が思ってるよりAってダンス好き
だったんだなぁ…｣


『確かにそうかもね。兄貴が候補生として
日本中修行しに回ってた間凄い寂しかったし
今だからこそ言えるけど兄貴のせいで私日本
に居るのしんどかったんだからね‪w』


樹｢えぇ…ごめん。｣


『あ、いや！謝って欲しいわけじゃなかった
からさ！こちらこそごめん！アメリカ行って
全然帰って来なくて…。デビューライブも
行けなかったし…。』


樹｢正直言ってさ、Aって皆(RMPG)のこと
好き？｣


『もちろん。兄貴の仲間には悪い人なんか
居ないって信じてるから！喋ったことない人
ばっかりだけど‪w』


樹｢あ、久々の翔平どうだった？｣


『変わってないねー‪w』


樹｢ちなみにまだ俺の事藤原樹って呼んでる
からね‪w｣


『昔は樹とかだったのに長く近く居過ぎると
やっぱり気不味くなるものなのかな…』


樹｢さぁね‪w。あ、そうそう。Aに
会わせたい人居るんだけどアメリカに帰る
つもりってもうない？｣


『面白い事がなければ？‪w』


樹｢最高に面白いからいっか。じゃあ明日朝
から準備して行くよ｣


『その人に会いに？』


樹｢うん。｣


『おっけー。』

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