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@14 ページ14

西田side



あれ?何気に俺初やん。


てゆうか、よく考えると俺のご飯だけ多くね?


マサさんとかAは俺より少なかったやん


なんで?めっちゃお腹パンパンになりながら
階段降りんの苦痛過ぎる。


『有志にぃ、顔色悪過ぎ‪w』


西田「仕方ねぇよ。食い過ぎた。」


『言ってくれれば食べたのに‪w』


西田「うるせー‪w」


『有志にぃ!』


西田「え?」


俺の体が傾いた。
あ、ヤバい。これデジャヴ…。なんて呑気な事を
考える。


『っ…と……危なぁ。重〜い!』


西田「…え?」


あの小さな小さなAがデカい俺の体を
支えていた。


『重いってば!はよ退いて!』


西田「あ、ごめん」


『重過ぎ。手すり無かったら確実に頭から
倒れるわ‪w』


西田「いやーごめん。まさかAが俺の体支えれるなんて思ってなくて‪w」


これはマジの本音。
こんなチビなAが手すりを使って、ほぼ
倒れ気味とはいえ、ちゃんと俺が転げ落ちる
のを支えてくれたから。


『まぁ、人助けは基本っしょー』


なんて、呑気な事を言ってる。
俺はさらにAの事を知りたいと思った。
それと同時に、Aの事全然知らないなぁ
と思った。

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作者名:泡神赤薔薇 | 作成日時:2019年10月24日 21時

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