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西田side
あれ?何気に俺初やん。
てゆうか、よく考えると俺のご飯だけ多くね?
マサさんとかAは俺より少なかったやん
なんで?めっちゃお腹パンパンになりながら
階段降りんの苦痛過ぎる。
『有志にぃ、顔色悪過ぎw』
西田「仕方ねぇよ。食い過ぎた。」
『言ってくれれば食べたのにw』
西田「うるせーw」
『有志にぃ!』
西田「え?」
俺の体が傾いた。
あ、ヤバい。これデジャヴ…。なんて呑気な事を
考える。
『っ…と……危なぁ。重〜い!』
西田「…え?」
あの小さな小さなAがデカい俺の体を
支えていた。
『重いってば!はよ退いて!』
西田「あ、ごめん」
『重過ぎ。手すり無かったら確実に頭から
倒れるわw』
西田「いやーごめん。まさかAが俺の体支えれるなんて思ってなくてw」
これはマジの本音。
こんなチビなAが手すりを使って、ほぼ
倒れ気味とはいえ、ちゃんと俺が転げ落ちる
のを支えてくれたから。
『まぁ、人助けは基本っしょー』
なんて、呑気な事を言ってる。
俺はさらにAの事を知りたいと思った。
それと同時に、Aの事全然知らないなぁ
と思った。
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作者名:泡神赤薔薇 | 作成日時:2019年10月24日 21時