*14話* ページ15
***
「騒ぎが落ち着いた…」
しばらく経つと、周りの人たちが落ち着きを取り戻していた
「Aおねーたん!もう大丈夫なのかな?」
「多分ね。それじゃあ戻りましょうか!」
「うん!」
*****
「試合が始まったわね…ん?」
「(片方はレオナ率いるサバナクロー…、じゃあもう片方のチームは何?)」
画面に映し出されているトーナメント表を見てみると
『オンボロ寮』と記されていた
「…聞いたことがないわね、」
「みてみて!あそこにおじたんがいる!」
「!ほんとだ…」
『かっこいい』その一言が頭の中に浮かんできた
目に焼き付けるように目線を離さず真剣に見ていると…
ゴンッ
「!?」
モンスターが投げたディスクが1人の少年の頭に直撃し、倒れた
これには流石の私もビックリした
「大丈夫なのかしら…」
「Aおねーたん、あの人大丈夫かな?」
「まあ、心配だけれど…気絶しているだけだと思うし、そこまで心配しなくても大丈夫よ」
「そっか!」
*****
どんどん試合の決着がついていき、なんとかサバナクローは生き残っている状態だ
次は、いよいよサバナクローVSディアソムニアの試合だ
「あれが、マレウス・ドラコニアが率いるディアソムニア…」
みんなレベルが高い…
流石といったところだろうか
「すごい!ツノがはえてるよ!かっこいい!!」
目を輝かせてマレウスを見るチェカくん
ふふ、かわいいわね
「あ!はじまるよ!」
試合が始まった
さすがのサバナクローでもディアソムニアにはとても苦戦している
「…マレウス、」
マレウスに限っては全く動いていないにもかかわらず、すごい勢いで点を決めている
そして…
「おじたん負けちゃった…」
ディアソムニア相手に手も足も出ていなかった
…それだけ強かったのだろう
***
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sizuku(プロフ) - 黒猫さん» コメントありがとうございます!!私も好きです!♡ (2022年10月6日 17時) (レス) id: e0ce1464e4 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - うp主さん好きです☆(唐突な告白) (2022年10月6日 0時) (レス) @page31 id: 7877cc6234 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:sizuku x他1人 | 作成日時:2022年9月2日 17時