*39話* ページ40
***
「…すごいわね」
私とユウくんは、端の攻撃があたらなそうな所でこの戦いを見ていた
…すると何処かから、魔法が飛んできた
「っ…、ユウくん!下がって!!」
「っえ、はっはい!」
私は咄嗟に前に出て、ポケットからマジカルペンを取り出し、防衛魔法を張った
「…ふぅ、大丈夫だった?ユウくん」
「はい、僕はぜんぜん大丈夫ですけど…。ていうか、Aさんって魔法使えたんですね」
「ええ、一応ね。マジカルペンは学園長から貰っていたから、いつでも魔法は打てる状態だったの」
これでも、魔法は得意な方なのだ
「とりあえず、これが終わるまで待ってましょう?」
「わかりました」
*****
「どいつもこいつも弱ッ。締めがいがねーなぁ〜」
「まるで無力な稚魚の群れですね」
「アズールってヤツどんだけ色んな魔法が使えるんだよ!?反則じゃん」
「アズールの持つ金色の契約書が、エースたちの攻撃を全部弾いてんのか?」
…私の予想では、あの金色の契約書はアズールくんのユニーク魔法だと思っているんだけど…
「くそっ、日頃自分がどれだけ得意魔法に頼っていたかわかるな…」
「火を出さないグリムとか、ただの狸だわ」
「ふなぁ〜…オレ様は狸じゃね〜…きゅぅ…」
…グリムくん、大丈夫かしら…
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sizuku(プロフ) - 黒猫さん» コメントありがとうございます!!私も好きです!♡ (2022年10月6日 17時) (レス) id: e0ce1464e4 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - うp主さん好きです☆(唐突な告白) (2022年10月6日 0時) (レス) @page31 id: 7877cc6234 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:sizuku x他1人 | 作成日時:2022年9月2日 17時