*27話* ページ28
***
「キングスカラーくんを無理やりでもいいので授業を受けさせてください」
「は?」
「えっと?それはどうゆう…」
「貴方が授業に入ってもいいです!なので!本気で引っ張り出してきてください!!」
それほど重症なんだろう
レオナが授業に出ない頻度は
「わかりました」
「おい、A「レオナ」」
「ちゃんと授業受けましょうね?」
これ以上留年されたらたまったもんじゃない
「はあ〜…、わかった」
ため息つきたいのはこっちだ
「じゃあこれからよろしくお願いします、学園長」
私は満面の笑みで言った
「チッ…」
*****
その日の夜
「明日が楽しみね、レオナ」
「…何があったんスか、レオナさん」
「…俺に聞くな」
「ふふ、ラギーくん」
「貴方の負担が減るわよ?」
「?…、…もしかして!!」
ラギーくんはこの意味がわかったらしい
「ええ、そうゆうことよ」
「よっしゃっ!!」
「よかったわね」
「ほんとに感謝しかないッス!!」
普段、どれほど大変だったのかが伝わってくる
「じゃあ今日は明日に備えて早めに寝るわ。おやすみ、ラギーくん、レオナ」
「おやすみなさい!Aさん!」
「…俺もそろそろ寝る」
「レオナさんも、おやすみなさい!」
***
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sizuku(プロフ) - 黒猫さん» コメントありがとうございます!!私も好きです!♡ (2022年10月6日 17時) (レス) id: e0ce1464e4 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - うp主さん好きです☆(唐突な告白) (2022年10月6日 0時) (レス) @page31 id: 7877cc6234 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:sizuku x他1人 | 作成日時:2022年9月2日 17時