私推しの虎杖悠仁くん【虎杖悠仁】

7話 推しの推し ページ9

Aside



釘「A!!

ちょっとこっち見なさい!!」


ハッ!!

推しに名を呼ばれた!!

振り向かなくては!!


「はい!!なんでしょうか!!」クルッ


釘「…」パシャパシャシャ




野薔薇様が持ってるのはスマホ

それをこっちに向けたと同時に音が鳴る




「？．．．

しゃ、写真!?…ですか!?」




釘「そうよ。別にいいじゃない。


漫画の中から飛び出してきたなんて

誰も思わないもの


仮にもしこの写真を誰かに見られても

Aの存在はバレないわよ」




五「確かに。

それじゃあ写真撮り放題だね」




スマホをしまう野薔薇様





「その…推しにいつでも見られる状態ってのは
結構キますからね…
やめていただけませんか…」




パ「さっき胸抑えてたもんな」






「はい…」






パ「てことは、逆でやってもいいんだぞ。

Aは野薔薇の写真撮ってもいい」




釘「はぁ?」





「えっ確かに!!パンダさん天才!!


えっと、…………


失礼しまっす!!」パシャシャシャシャ





釘「っ」




真希「ハハッ。ザマアねえな」





伏「はぁ…」





狗「しゃけしゃけ」



ちょっちょ

今撮った写真確認してるんだけど

気づいた事がある!

野薔薇様写真うつりめっちゃいいやんけ!!




「ありがとうございます!!」




釘「ッA!!よく聞きなさい!!



私は




A推しなの!!」



「………









ぱーどぅん?」



今なんて??


ていうかなんで他の人は笑ってるん??



釘「だから私だってAと
同じ状態なのよ!!」









「え、あ、え!?」


釘「観念しなさい!!」








その後私は散々野薔薇様に写真を撮られた。





「くっっっっっっっっっっっっそ

恥ずかしかった!!!!!」

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