18 北人side ページ18
また、Aに気持ち言えなかった
俺はいつもいつも遠回りして、Aを傷つけてる
今頃樹は告白してんのかな……
「おーい、北ちゃーん」
北人「あ、陸さん！お疲れ様です」
陸「なぁに、そんな暗い顔しちゃって〜
大好きな幼馴染ちゃん来て元気になったんだって？」
北人「まぁ(苦笑)」
また別の問題が生じましたけどね(笑)
実際、樹にはあんな強気で言ったけど
全くそんなことないんだ。
不安で不安で堪らない……
だから、いつまで経っても幼馴染という特権を
手放せないでいる。
陸「北ちゃん、1番最悪な恋愛知ってる？」
北人「なんですか？それ。」
陸「何もせずに手堅いところで終わることだよ。
進展しない、させようとしない。それってただビビってんじゃん？カッコわりぃよ」
陸さんの言う通りだ…
俺は逃げて逃げてにげて、この20年間
ずっと逃げ続けた。
陸「それから、恋愛が上手くいかないと
歌にも影響するってよく言われる。今の北ちゃんの歌は、アーティストじゃない」
��アーティストじゃない��
その言葉は俺にとって1番聞きたくない言葉だ。
シンデレラボーイとしてVBAで勝ち取った
ボーカリストになるという夢を
こんな形で否定されるわけにはいかない。
北人「俺、ちゃんと蹴りつけるんで。」
そうだ、踏み出せ、自分
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ミルキー(プロフ) - この作品大好きです(^^)更新楽しみにしてます(^^) (2017年9月19日 7時) (
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作者名：Li | 作成日時：2017年9月4日 19時
