地獄先生ぬ~べ~ †猫の涙† (ページ9)

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８話ページ9

主人公side

今時妖怪なんて信じてるんだね

A「……妖怪なんてバカバカしい、いるわけ無いじゃん」

克「(*｀ﾟз´)bﾞﾁｯﾁｯﾁｯそれがいるんだなー」

美「実際に見たしね！」

見たことあるんだ

(ｸﾝｸﾝ )

いい匂いがする

郷子ちゃんの匂いだ

屋上からする

……ﾆﾔｯ

A「……私は信じないからね……じゃ」

私は教室を出て屋上へむかった

ぬ～べ～side

Aが妖怪かは知らないけど

もしそうだとしても

なんの妖怪まではわからない

危険な妖怪なのか、

或いは安全な妖怪なのか

ま「やっぱり、妖怪の仕業だよね……猫又とか……」

美「もし猫又だったら、郷子とAが危ないんじゃない？」

秀「なんで？」

ま「猫又は人を食べる」

静「えっ！？」

ま「正確に言えば、人を陥れてから食べるかな？」

……陥れる？

秀「じゃあ、二人があぶないんじゃん！」

……そうか、

Aの正体は……

ぬ「すぐに探すぞ！」

ちょうど１時間目はオレの授業だし

全「はい！」

郷子side

屋上

はぁ、流石に言い過ぎたかな？

なんで皆の言うこと聞かないんだろあたし……

郷「はぁ」

A「郷子ちゃん」

郷「あっ、A」

A「急に飛び出していったから心配になって……」

優しいなAは

郷「心配してくれてありがとう、でも大丈夫だから……」

A「……二人が憎い？」

郷「え？」

A「……二人が憎い？って言ったの」

郷「……二人が憎いんじゃなくて、私が憎い」

A「え？」

郷「……みんなに言い過ぎたかな？って思ってさ……ちょっと反省してる」

みんなに謝ろうかな？

そう思ったとき

A「おなかすいたなー」

郷「もう？教室戻る？おにぎりあるよ？ツナマヨ」

A「……魚じゃなくて……」

郷「肉？」

A「……肉」

郷「なんの肉？」

すると、Aは私に近づいてくる

A「……人」

郷「……え？」

A「人の……人の肉が……欲しい」

Aはどんどん私の方に近づいてくる

後ろは何もない、このままだと落ちる

……まさか、Aは……

A「お前の肉をくれえ！！」

郷「ひっ！」

その時、Aの体に御札が巻き付かれた

ぬ「郷子！」

ぬ～べ～達が来た

私はぬ～べ～達のそばに駆け寄った

A「……クッ！あとちょっとで食べられたのに！」

ぬ「正体を現せ！猫又！」

A「……」