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Story 08 ページ10








入学式の後、教室での
軽い連絡事項などが終わり、各自帰路につく。






早く帰ってあの人の情報を集めないと。


そしてタイムリープした原因を突き止めないと…。







入学式の前にジョングクに話があると
言われていたけれど、その本人は
もうすでにいなくなっていた。






結局話ってなんだったんだろう。






そう考えながら校舎を出る。

少し歩いたところになにやら
人だかりができていた。







げ、めちゃくちゃ邪魔なんですけど…。





帰るにはそこを通らなければならない。
少し近づいてみるが、女子たちの奇声がうるさい。








どうやって通ろうか悩んでいると、






「え!?あれ防弾少年団じゃない!?」






突然隣で声がして声のした方を向くと、
人だかりを指差して固まっている女の子がいた。






「やばい、ちょっと見に行こうよ!!」






そう言われて手を引かれ
集団の中に突っ込んでいった。








「え、ちょっ…待って!」







私の制止する声も無視して
どんどん中心へと人をかき分けていく彼女。




この子誰だったっけ…

見たことあるけど、思い出せない。

でもこの子の声を聞いた時
やけに胸騒ぎがした。








そしていつのまにか中心の開けたところへ
あっという間に着いてしまった。



この子セール品漁るおばさんより強い(確信)








人だかりの中心は彼女の言っていた防弾少年団。

ジョングクやあの男の人、
他のメンバーたちがセルカを撮ったり、
インタビューに答えたりしていた。





朝のあの人がこちらを見て一瞬
目を見開いた…気がした。









「やばい…生ユンギめちゃくちゃかっこいい…」









ズキッ








「…ユン……ギ…………?」









名前を聞いた瞬間、激しい頭痛に襲われた。


耐えられなくなりその場に座り込む。









「え!?なに、どうしたの!?大丈夫!?」







隣の彼女が心配して声をかけてくれたが、
その声がうるさくてより頭痛が悪化する。









??「おい!大丈夫か?」









声のする方を見ると、
朝のあの男の人が目の前にいた。




妙に安心するこの声。








そうだ、私はこの人のことをよく知っている。






…はずだった。









「…ユ、ンギ………」









そう呟いて私は意識を手放した。








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設定タグ:BTS , 防弾少年団 , ユンギ   
作品ジャンル:その他
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T-iyu(プロフ) - 、さん» 初めてこのサイトを使うにあたり、ルールなど理解せずに作品をアップしてしまったことをお詫び申し上げます。今後ルールなどきちんと理解した上で作品を作っていきたいと思います。この度はご指摘ありがとうございました。 (2018年8月12日 4時) (レス) id: 501819ceb5 (このIDを非表示/違反報告)
T-iyu(プロフ) - ウルさん» コメントありがとうございます!亀更新ですが、楽しんでいただけたら嬉しいです!! (2018年8月12日 4時) (レス) id: 501819ceb5 (このIDを非表示/違反報告)
- オリジナルフラグちゃんと外しましょう。違反行為です。ルールをちゃんと理解してから作品を作るようにして下さい (2018年8月12日 0時) (レス) id: e5a551f3be (このIDを非表示/違反報告)
ウル - 楽しみにしてます(⌒∇⌒) (2018年8月11日 23時) (レス) id: 2dd477f71a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:T-iyu | 作成日時:2018年8月11日 23時

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